第3話
霜の降りる身の凍るような真夜中のこと、街外れの倉庫内で麻薬の取引で数人の男たちが激しい言い合いをしていた。それは、しばらくすると取引が成立しなかったのか激しい撃ち合いとなった。
そこへ銀の大鎌を持つ一人の男が天井から床へと落ちて来た。驚いた男たちの首を次々と狩っていった。真っ白な白い月が倉庫を照らす夜だった。真っ赤な血液が首と一緒に床に舞い落ちる。
次に銀の大鎌を持った男は次の収穫の場へと向かった。
どうやら、手摺りが凍った橋の上から、殺した女の遺体を処理しようとしている。そんな男がいた。所々に氷が浮かぶ静かな川に遺体を投げようとするが、その男の背後に銀の大鎌を持った男がいつの間にかいた。
ザンッ!
遺体を投げようとした男の首が切断されると、胴体から滑り落ちた首が凍てついた川に落ちていった。
銀の大鎌を持つ男は、また次の収穫の場へと向かう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます