第3話
毎回この時は爽やかなんだよな、今までわかる事をまとめると
・俺は動けない
・誰かに殺される
・死んだら記憶を引き継いで生き返る
この三つだけだな、そして俺の目標
・生き延びる
ただこれだけだ!生きて生きて生き延びてやる!
そして今回は、首も動かせないからあまり情報はないが、倉庫のような所にいるのだけはわかる
もう少し情報を集めてみよう!
目線の位置からすると俺は寝せられていると思われる、地面との位置が近い気もするからたぶんそうなんだろう
他の情報は今の俺では見つける事はできないな、責めて左右とかも見れたらよかったのだが、できないものは諦めるしかない
暫くやる事もないのでボーッとしていると、俺の体が宙を浮いた、また何者かに運ばれてるんだろうな
今回は揺れも少なく安定した運びだ、だがそれだけだ他の情報もなく、また殺されるんだろうな・・・
もう少し情報が欲しかったぜ
今度はどんな殺され方をするのだろうか
今思えば悲惨な死に方しかしてなかったな
・骨を折られて食べられる
・生きたまま血を抜かれて殺される
この事から人外が俺を何かしらの理由で殺すってのまではわかるが、なぜ殺されるかがわからない統一性がないから余計にわからなくなってくる
そして今回は運ばれてる時には視界は隠されてないが有益な情報が得られるわけでもない
気になるのは視界が『空』でなく『正面』を向いてる事だ
180センチ70キロの俺を立たせたまま、移動させてるって事だ、転生してる事で体系が変わってるって事も考えられるがたとえ、子供の容姿になっていえども厳しいのではとも思える
相手は魔術師なのか巨人なのかもしれないそれのどちらかなら今の状態も納得がいく
そして運ばれた先はーーーー
目の前には白い胴着を着た筋肉隆々の格闘家の様な人がいる、間違いなく人間だ!
その格闘家は演武してるのもわかる、それを見ていると俺は急に激痛に襲われる!!
体の感覚が無い!恐らく胴体を切られた可能性がある!
その証拠に俺は飛んでるかのように視線が目まぐるしく変わる!
そうだ!俺が何者なのかをこの目で見よう!そしたら次に生かせるかも!
だが俺の意識はそこで飛び死んだ
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