3年越しの恋
@tamakosu
第1話
高1の夏。
私は陸上部に入った。
そこで出会った同級生の男の子。
あまり女性と話すタイプではなく、なかなか仲良くなれずにいたが、
雰囲気と容姿に惹かれてしまったわたしは
高校3年の夏に告白した。
だけど、
返事はNo,
彼には好きな子がいて
しかも同じ陸上部の後輩。
そしてその子と付き合っていたのだ。
日が経ち
私は社会人になった。
スライド式の携帯を使用していた私は
ロックをかけないと
カバンの中で勝手に電話帳に飛んでしまうことがしばしば。
ある日 携帯をみたら発信中の文字が!!
そこに彼の名前が!!
連絡もずっととっていないし、
焦って電話を切る私。
彼は気づいていなかったのか、
繋がってはいないけど
履歴が彼に残ってしまうので
恥ずかしいが、、
間違えましたと勇気を出してメールをしてみた。
返事が来て、
久しぶり!元気??
電話気付かなかったし大丈夫だよ!
と、過去の気まずさを感じさせないような
優しい返事をくれた。
そして何通かメールをしていて
いまの仕事やどこに住んでるかなど、
現状報告をしつつ
久しぶりにご飯行こう!と誘ってもらい、
会うことになった。
そして
数回遊んで
告白してもらい、
付き合うことになった。
過去の告白は恥ずかしくて
取り消したいと思ったけれど、
大人になった今、
あのときアプローチしておいてよかったと
心から思った。
3年越しの恋 @tamakosu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます