☆処女作☆アフレオス物語
月杜円香
第1話 ふたりの訪問者
「え...?長が亡くなった...?」
あたしはエリサをじっと見つめ、エリサはこくんと頷いた。
あたしはあまりのことに、持っていた器を落とし、朝から苦労して抽出していたリア草の薬効を断念せざるを得なかった。
ここはディール谷。
住人の殆どが能力者。
日常生活に魔法が溶け込んでいた。
村にはいつも、良い風が吹いていたし、怪しい侵入者も入って来れぬように
結界も張ってあった。
だから、エリサから、長の訃報を聞いた時にわかには、
二人の訪問者のことは信じらなかったんだ。
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