ある人は憤る

面会禁止


窓越しもダメ


オンラインだけオッケー


でも、正直意って、ほんとうに面会した感触があるとは思えない。


だって、カメラごしでそこにいないんだよ。


職員と家族とは会う機会があったりする。


「おばあちゃんは元気してますか? もう大分あっていないです。 この前、オンラインでみたんですが、なんだかよくわかりませんでした」


えっと


どう答えればいいのだろうか。


オンラインじゃだめなんだろうなあ。


家族も元気


施設に入っているおばあちゃんやおじいちゃんは元気とはかぎらない。


年は百歳近い


いつ逝ってもおかしくない年


会えないままでお別れする人たちもいるのも事実。


だから、正直いってオンラインではなく、たとえガラスごしでもあわせてあげたいという気持ちはある。


だけど、コロナは流行し続けている。


しかも確実にワクチンを打ってなさそうな若者。彼らはあいたい人に会っている。家を出て外出もしている。


それなのに、施設でくらすひとたちはワクチンを打ったにも関わらず、窓越しでも会えない。施設のそとにでることもできない。


直接面会できるような工夫施設側にもっとしてほしい。


面会部屋を作って、その部屋の真ん中をガラスで仕切る。扉がふたつあって、ひとつは入居者の出入口。もうひとつは家族の出入口でそこから入るようにする。


一応マスク着用で、入室前には消毒する。


面会は十分程度にする。


一組の面会が終わったら、消毒して別の家族の面会に備えておく。



面会には必ず予約必要で、時間設定は施設が側が決めておく条件をつける。


基本的に面会者も入居者もワクチン接種すみである。


なんてのはどうだろうか?



そんなこと考えてみるが、したっぱの私にはどんな意見をいったとしても、かわらないだろう。


福祉に携わるものは人の気持ちも想像できるべきではないか。


もしも、自分が入居者だったら、もしも自分がその家族だったら


面会できない状態をどう思うだろうか。



余計に会いたくなるのではないか。


しかも一年も続いている状態。


近くにいるのに会えない。


おじいちゃんやおばあちゃんがどんな状況かわからない。


息子や娘がなぜ会いにきてくれないのかわからない。


わからない


わからない


わからない


いつまで続く?



そんなこと考えるとただ憤りしか覚えなっていく。

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