冒険者ギルドで
王城から出て少し経ち、冒険者ギルドに着いた。中に入り、受付のところへ向かおうとしたら
「おいそこのガキンチョ。邪魔だからガキはガキらしくママのお◯ぱいでもちゅーちゅーしてろ。ギャッハッハ」
と言われたので、少しむかつき1発ぶちかましたら飛んでいった。
何事もなかったかのように受付へと行った。
「あの、冒険者登録をしたいんですけど」
「わ、わかりました。それではこちらに名前、種族、年齢を書いてください。ですが、推薦状などがあるなら結構ですが」
「あ、推薦状ありますよ。ほら」
と言い、受付嬢に国王直筆の推薦状を出すと、
「えっえっええーーーー!国王様からの推薦状!?」
この言葉に周りはざわめき、『国王の推薦?』『あの子何者だろう』『可愛いからチューしたいな』など、一部を除いて驚きの声を上げていた。すると突然冒険者ギルドのマスターがやってきた。
「ギルマス、こ、これを」
と言い、ギルマスに推薦を見せると驚いた顔をしたがすぐに冷静になり、「登録が終わったら部屋に来てくれ」と言われたのでさっと登録を終わらせて部屋に向かった。
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個室に着き、お互いが向かい合わせになるように座ると、ギルマスが威圧してきたので、ラルフも威圧仕返すと、
「やるじゃねぇか、坊主。俺はこれでも元Sランク冒険者だってのによ」
ラルフは少し照れたように頬をかく。
「あぁ、そういえば言い忘れてたな。俺の名前はダンギルだ。冒険者ギルドのギルドマスターやってる。で坊主はラルフだったな」
「はい、よろしくお願いします」
「じゃあ本題に入るぞ。まずはラルフのランクのことだ。国王からの推薦状には''あげれるだけ上げてくれ''と書いてあった。で、さっき威圧を試したが反撃までされちった。と言うことでSランク、と行きたいところなんだが、最近は少し厳しくてな、ギルマスの権限でもBが限界なんだ。悪いな」
「分かりました。ありがとうごさいます!」
「おう。そして2つ目だ。ラルフがレオポルド殿下の専属冒険者になるってやつな」
「あぁ、はい」
「とりあえず専属冒険者の説明するぞ。まず、専属冒険者はBランク以上しかなれない。ラルフは大丈夫だな。そして、なにより、契約してる人の指名依頼は絶対だ。分かってるな?」
「はい、もちろんです」
「よし、じゃあランクをBまであげるのと専属冒険者ってことをギルドに書いておくからな。絶対無くすんじゃねーぞ」
「分かってますよー(笑)」
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ギルドカードが出来たので受け取った。
依頼何にしようかな!
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