用語(世界観関係)
【【基幹設定】】
新型コロナウイルス
2020年頃から広まった流行病。世界経済の退行や社会のオンライン化が進んだ。莫大な投資資金が仮想通貨市場に流れだしたことによりグラフィックボードの価格高騰が発生し、ゲーマー達の反転売、反投資目的購入の自警団が設立されていった。この流れが春戦争における全人類内戦を終結させるのに大きな役割をもたらす。
春戦争
2022年、ロシアによるウクライナ及びバルト三国への宣戦布告により開始された戦争。全人類内戦とも。即座にNATOとの全面衝突に至り戦線は膠着、最初の一年は古典的な戦争に過ぎなかったが、戦いの最前線は第五列へと移っていき、両陣営は真偽問わず多種多様なルサンチマンを刺激し、自分達は解放者として虐げられた君たちを包容すると宣言、結果、動員されなかった思想はないと言われる程のあらゆる正義による「弱者の反撃」の呼びかけによる万民に対する万民の闘争により各国社会は崩壊。両軍は核兵器の発射に踏み切る寸前まで行きついたが、最終的に覚醒した人工知能により人類は他人の「心」を慮ることが出来ない生き物だという事を諭されて終戦した。
この戦いの中でロイヤル・ウイングマンUACVの前線投入、サイバネ、再生医療などの技術が急速に発達、実用化され、戦後世界は復興の過程で全く違う姿に変化していった。
理性(理性主義)
ほぼ存在しない。というのが作中世界の定説である。
春戦争以前の思想を指す言葉でもある。風間さんの生きる時代では受動意識仮説が広く受け入れられており、人間の意識とはただ、並列処理をした情報を保存する際にでっちあげられた代物に過ぎないというのが一般常識化している。
逆に、感情については外部認知とそれに対する反応を調律、記憶する際の「マスター変数」であり、個人の人格を形作る基幹モジュールであるとしているため、これを不用意に傷つけるということは重大なマナー違反とされている。(春戦争が全人類まで拡大した一要因であることからというのもある。)
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