ゲーム

使命を課せられなくても

人に巻き込まれなくても

頑張るきみは格好いい


人生トライ&エラーだなんてね

そんなの成功者の結果論だよ

自分を罵倒しなくてもいいよ


パラメーターは平等じゃない

DNAが異なるように

きみとぼくとが他人なように


どこに行きたい? なにがしたい?

流行りも無理して追わなくていい

自身が判ればそれでいい


知らない誰かを思って泣いたり

思い出の自分に吹き出したりね

なんだって無駄なことじゃない


ただ人生ゲームを他人でするな

その人のルートがあるはずだ

ルールを強制してはいけない


夜店のりんご飴みたいに

とても魅惑的なものがあるよね

手渡せる人になれるといいね


生きてるきみは格好いい

いつでも本気なきみが好きです





210718

深夜の二時間作詩 第118回「ゲーム」

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