第425話 黒龍復活Ⅵ
そこから
俺はスピードにはついていけるけど、周りに人がいる時点で少し戦いづらいしな――なので用意した戦力も、奴が龍の姿では無い限り残念ながらお荷物状態だ。
そう考えながら見ていると、
そう思った俺は
「いくぞ!」
「分かっておるわ!」
「小賢しい!」
体中血まみれになっている
「グアアア――!」
「キャアアア――!」
悲鳴と断末魔が辺りで聞こえた。放出された1つ1つのエネルギーはとてつもない殺傷能力を持っており、直撃した者は深手を負っていた。前線を戦う事になった
彼等彼女等には、この攻撃を防いだミクちゃん、アリシア、フーちゃん、メシアによって治癒される事となる。
「無茶苦茶なスキルだな。それに――」
「まさかこの俺様が右腕を吹き飛ばされるとはな」
ケロッとした表情を見せている――俺なんか普段痛みを感じることが無いから、
「俺以外の人が戦うのはやっぱり相性が悪そうだな」
「確かに人間――貴様だけが唯一俺様を倒すことができる可能性があるな。他では相手にならん」
現段階で
俺は少量のMPを使って
「どうした。こんな攻撃を何度撃っても俺様には当たらんぞ!」
そう黒刀でガードを続ける
でも
ステータスを視ることができても俺が狙撃手で何処を狙っているか何て分からないんだ。だから気付かれない――。
「凄い猛攻じゃがナリユキ閣下の狙いは何じゃ?」
「わ――分からない」
アスモデウスさんがそう呟いた後、マルファスさんがそう同意をしていた。一方
「まさかな……」
「流石
「天眼を持っているからな。逆に持っていなければ気付いていなかっただろうな。同じ天眼を持っていても、攻撃を受けている側の
俺が
ガキイン――!
そう金属音が響いた。
「何――!?」
その怯んだ隙を見て、俺は
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