第26話 三人目の女友達の家に遊びに行きたい
葉月のナースコスプレ、瀬里奈のメイドコスプレもメチャメチャに可愛かった。
湊は、失礼ながら“五番手の女”の梓の巫女さんコスプレにも一瞬目がいってしまったことは、女友達には隠した。
さすがに、湊も三人の女友達と文化祭の真っ最中にヤらせてもらったりはしていない。
わずかな空き時間に、例の空き教室を使ってナースコスの葉月と一回ヤらせてもらった程度だ。
「ヤバいな、すげーよかった……」
「あんた、興奮しすぎ……もうっ、周り人いっぱいいんのに!」
葉月はナース服の前をはだけて、ブラジャーに包まれたままのFカップおっぱいをあらわにしている。
万が一のことがあるので、服は着たまま、下着も脱がさなかったのだ。
「ま、まあ……あたしの声が出そうになったらキスしてくれたからいいけど!」
「いいのか……」
「あっ、もっかい、ちゅーね♡」
「あ、ああ」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅるるっと湊は葉月と唇を重ね、舌を絡め合う。
相変わらずチョロすぎて心配になる女友達だった。
実際、葉月もかなり興奮していて、湊が一回で済ませたら「え、もう終わりなの?」という顔だった。
もちろん湊も一回と言わず何回でもナースコスの葉月と楽しみたかったが、TPOというヤツをわきまえることにした。
文化祭中にヤらせてもらうスリルは最高だが、葉月のエロい姿や声を間違っても誰かに見せたり聞かせたりしたくない。
そんなちょっとしたお楽しみもありつつ。
葉月との一回だけで済ませたのだから、湊と女友達三人にしてはよく我慢した。
準備からバタバタしたが、さくっと文化祭本番は終了。
そして――
「うおお……でかっ。茜の家、マジですげぇな」
「ですよね。初見の人はみなさん普通に驚きます」
「ていうか、瑠伽の家も普通にびっくりするから」
文化祭は土日に開催され、そのあと2日間の休みがある。
その2日を利用して、湊と葉月、瀬里奈の三人は茜家を訪れた。
一度、瀬里奈の家で落ち合い、そこから茜家まで案内してもらったわけだ。
ちなみに三人とも、相変わらず制服姿だ。
ヨソの家に行くときは、制服でというのが決まりになってしまったらしい。
「マジで洋館だな。ウチからそう遠くもないのに、こんなすげぇ建物があるとは知らなかった」
「あたしも。瑠伽ん家もそうだけど、観光名所とかになりそうだよね」
「私の家は別に……面積はウチも広いかもですけど、建物はこちらのほうが立派ですよ」
「どっちもすげぇんだって」
「だよね、狭いマンション暮らしには羨ましいよ」
湊は葉月と顔を見合わせて苦笑する。
茜家は、イギリスの貴族でも住んでいそうな、大きな建物だ。
鉄の門扉や家を囲む壁も立派で、軍隊を相手に籠城戦ができそうなくらいだ。
「本当にこんなでかい家に泊まっていいんだろうか」
「茜の両親、いないんでしょ。大丈夫じゃない?」
「葉月、おまえ、一人だったらビビるくせに……」
「う、うるさいよ。でも思ってた以上に雰囲気あるお屋敷だよね……」
「それはそうかもな……マジで幽霊が出そうだ」
「ちょっ、やめっ! これから泊まるのになに言ってんの!?」
葉月が、湊の首を絞めかねない勢いで胸ぐらを掴んでくる。
この友人は本格的にホラーが苦手らしい。
「わ、わかった、冗談だって」
「もうっ、こいつは……! 今日も朝から二回もヤらせてあげたのに……! 一回だけにしておけばよかった!」
「一回はヤらせてくれるのか……」
怒っているのかいないのか、わからない友人だった。
「でも、うーん……あたしは夜になったら帰ろうかな……」
葉月はあらためて茜家を見ながらつぶやいている。
湊も、その気持ちはわからないでもない。
茜が幽霊が出そうなどとホラーじみたことを言っていたが、あながち冗談でもなさそうだ。
「ふふ、お二人とも沙由香さんに脅かされたんですね。沙由香さんがよく言うジョークですよ、それ」
「そ、そうなの? ほらー、湊。あたしが、幽霊なんているわけねーって言ったじゃん!」
「急にハシャぎ出すなよ……」
「葉月さんに安心してもらえてよかったです。そうですよ、幽霊なんか出ません。それはもう何十年も前の話らしいですよ」
「ちょっと待って! 何十年か前は出てたの!?」
「ええ、このお屋敷の一部はイギリスからの移築だそうで、向こうにある頃からゴーストハウスとして地元では有名で……」
「さっ、湊。帰ってファンスレでも遊ぼうか」
「こら、マジで引き返そうとすんな」
「大丈夫ですって、葉月さん。何十年も幽霊は確認されてないそうですから」
「前はいたってことが問題なんだよー!」
葉月は本気でビビっているようだ。
湊も得意ではないが、非科学的なことはあまり信じないタチだ。
「いいから、行きましょう。あ、湊くん、そろそろ私が持ちます、それ」
「大丈夫か? まあ、そんな重くはないが」
湊と葉月は一度、瀬里奈の家に寄ってからここに来た。
幼なじみというだけあって、茜家は本当に瀬里奈家のすぐそばだった。
瀬里奈は、大きなキャリーバッグを転がしていて、ここまでは湊が預かってきた。
「平気です、転がすだけですから」
「そうか、じゃあ行こう」
「そ、そうね。ビビって引き返したなんて思われたら、葉月さんの名がすたるし」
「何者だよ、おまえは」
「というか、あなたたちはいつまでそこで話してるの?」
「うおっ」
いつの間にか、門扉が開いて茜が姿を現していた。
こちらは制服ではないが、派手な黄色のパーカーにミニスカートという可愛らしい格好だ。
自分のロリロリした体型を最大限に活かすようなファッションだ。
「三人とも制服? ああ、なるほど。ミナは制服好きだものね」
「なにを納得してんだ、茜は……」
「まあ、いいわ。どうぞ入って。親は今日は――というかしばらく帰ってこないから、遠慮は一切いらないわ」
「どうも。お邪魔します」
「お、お邪魔します……玄関ホール……? すっげー広いね」
「私も、沙由香さんのお家はご無沙汰です」
三人は洋館内に入った。
土足で上がるのかと思いきや、ちゃんと靴を脱ぐスペースがあった。
「昔は土足だったらしいけど、日本人には合わない習慣だもの」
とのことだ。
三人はリビングに案内され、熱い紅茶を出してもらう。
ソファに並んで座り、湊の両隣に葉月と瀬里奈が陣取り、向かいのソファに茜が座っている。
「ふうん……意外に綺麗にしてるじゃない。茜が掃除してんの?」
「他にやってくれる人、いないわよ。週1回、清掃業者に入ってもらってるけどね。こんな大きな家、素人じゃ維持できないわ」
「それはそうよね。ふーん、思ったより怖くないかも」
「あのホラー話、まだ気にしてたの? 冗談よ。特に葉月さんにはくつろいでほしいわね」
「あたし? なんで?」
「だって、葉月家でお世話になったし。居心地よくて助かったわ」
「そ、そう? まあ、またいつでも泊まりに来てよ。年内なら、お母さんいないしね」
「その代わり、ミナがいるけどね。ああ、そうだわ、ミナ」
「ん?」
「もう始めていいわよ。長いこと、セリにヤらせてもらえてなくて、たまってるんでしょう?」
「ぶっ!」
湊は、危うく口に含んでいた紅茶を噴き出すところだった。
「い、いや、でも、初めて来た家で5分も経ってないのに、いきなりヤらせてもらうのは……」
「きゃっ」
「って、おい。湊、言ってることとやってることが違うんだけど? 瑠伽をいきなり抱き寄せてんじゃないよ」
「あ、つい……」
「やんっ、湊くんっ……♡」
湊は瀬里奈を膝の上に乗せ、スカートを軽くめくって、その白くてすべすべした太ももを撫で回す。
「悪い、瀬里奈……でも、確かにそうなんだよな……」
「は、はい……文化祭で私が忙しかったので……もう10日くらい一度も……」
「はー……ま、いいよ。茜の家なんだし、茜がいいって言うなら」
「まず、それを済ませないと遊べないでしょう。どうぞ」
「うーん、そんなに気を回されると、俺もヤりにくいが……」
「んっ、んむっ……♡ そ、そんなこと言いながら、キスしてますけど♡」
「あ、またつい……でも、久しぶりの瀬里奈の唇、最高にいいな……柔らかくてトロけそうだ」
「わ、私も……キスもずっとできませんでしたしね……」
「じゃあ、瀬里奈……おまえの身体、好きにさせてもらっていいか?」
「い、意地悪なお願いですね……い、いいですよ……きゃうっ♡」
湊は返事を待ちきれずに、長めのスカートに手を潜り込ませ――
「やんっ♡ い、いきなりそこですか……♡」
「悪い、マジで瀬里奈分がずっと不足してたからな。まずは一回、一回だけでもヤらせてもらわないと」
「せ、瀬里奈分って……い、一回では終わらないですよね、この勢い……あんっ♡」
湊は瀬里奈のスカートを大きくめくり上げて、パンツをあらわにさせる。
「あ、今日は瑠伽、白なんだ。よかった、あたしとかぶってない」
「私ともかぶってないわ。ほら」
「お、おい……瀬里奈にヤらせてもらうのに、そんなもの見せられたら……」
葉月もスカートをめくって、黒のエロいパンツをあらわにしていた。
茜はいつの間にかスカートそのものを脱ぎ捨てていて、パーカー一枚の姿になっている。
パーカーの裾から白い太ももが伸びている格好が、エロすぎる。
ちらっと裾から覗いているパンツは、可愛いピンク色だった。
「し、示し合わせたわけじゃないですけど……みなさん下着は別の色ですね……きゃあっ♡」
「わっ、湊には色はあんま関係ないみたいよ」
瀬里奈が驚いたせいで、スカートがめくれてしまっている。
「へぇ、お風呂とか一緒に入ったことはあるけど明るいところで見たの初めてかも」
「や、やだ……沙由香さん、あまり見ないでください……」
「今さら気にするんだ。考えてみれば、ミナが一人で3枚も破ったっていうのは凄いけど」
「それは、マジでそうだな……」
湊は、今さらながらこの贅沢すぎる状況に感動してしまう。
葉月葵、瀬里奈瑠伽、茜沙由香と校内でもトップクラスの可愛い女子――
いや、アイドル顔負けの美少女たちと友達になれた挙げ句、三人分をいただいてしまうとは。
「あ、いや、それより瀬里奈だったな。悪い、待たせて」
「ほ、本当ですよ……ちゃんとキスも、してくださいねー……ちゅ♡」
してくれと言いつつ、瀬里奈のほうからキスしてくる。
彼女も10日ぶりにヤれるのを楽しみにしていたのか、がっついて激しく唇をむさぼってくる。
「はむっ、んっ、ちゅっ……♡ はぁ、湊くん……」
「瀬里奈の唇、最高にいいけど、もっと……茜、このソファ……使っていいのか?」
「お好きに。ウチの親、リビングなんかには来ないし、使ってるの私くらいだから」
「そ、そうか」
「きゃっ♡」
湊は瀬里奈を膝に乗せて、正面から向き合って抱きしめ合う。
ちゅ、ちゅっと激しくキスしてから――
「あっ、こらぁっ♡ ついでみたいにあたしにもキスしてんじゃ……あんっ、おっぱいまで♡」
湊は瀬里奈を片手で抱きしめながら、片方の手で葉月の肩も抱き寄せてキスしてから、Fカップおっぱいも――
「じゃあ、私もちょっとだけ♡」
茜も向かいのソファから立ち上がって、さっきまで瀬里奈が座っていたポジションに腰を下ろした。
それから、ちゅっちゅっとキスしてくる。
「ふぁ……さっそくキスしちゃったわ……♡」
「こいつ、あたしらをつまみ食いしながら、メインディッシュの瑠伽を召し上がるつもりみたいだよ。まったく……」
「そのとおりだな、まあ……まずは瀬里奈だ」
「は、はい……やんっ、湊くんのももう……」
湊の腰のあたりを、瀬里奈の広がったスカートが覆うようになっている。
そのスカートの下は――
「瀬里奈、さっそくいいか……?」
「はい、どうぞ……んっ、好きなだけ……も、もちろん……着けなくていいですよ♡ 久しぶりですから、そのまま湊くんを感じさせてください……」
「ああ、俺も瀬里奈をそのまま感じたい……」
この茜家での2日間は、これ以上ないほど楽しいものになるだろう。
湊は、外れようのない予感とともに、さらに強く瀬里奈の華奢な身体を抱き寄せた――
「す、凄かったわね。着けずにそのまま……しかも三回もなんて……」
「や、やっぱりついでみたいにあたしたちも、おっぱい揉まれるわ、キスされるわ……もうっ♡」
茜と葉月は、リビングの床に座り込んで、ぐったりしている。
彼女たちには一回もヤらせてもらっていないが、少しお疲れのようだ。
「は、はぁ、はぁん……ちょ、ちょっと……沙由香さん、お風呂借りていいですか?」
「どうぞ」
ソファに横たわっていた瀬里奈がゆっくりと立ち上がった。
「湊くん、少し待っていてくださいね……あんっ、またそんなところっ♡」
ソファの端に座っていた湊が、立ち上がった瀬里奈が向けてきた生尻を軽く撫でた。
つるんとした感触と、柔らかな弾力がたまらない。
「ああ、すまん。あんまり可愛いお尻が目の前に来たもんだから」
「も、もう……♡ い、いいですけど……♡」
瀬里奈ははだけた白のブラウスに、ズラしたブラジャーだけという格好だ。
下半身はほぼ剥き出し。
「やんっ、また……あ、あんなに激しかったのに……♡」
「いやあ、こんな可愛いお尻は常に触りたいだろ」
そう言いつつ、湊は瀬里奈のぷりんとした小ぶりな尻に頬ずりする。
柔らかくてハリのある、最高のお尻だった。
しばらくお尻の感触を楽しませてくれてから、瀬里奈は風呂場に向かった。
なにか袋を持っていったところを見ると、ついでに着替えてくるのだろう。
「じゃあ、葉月、茜……」
「な、なによ。たっぷり瑠伽で楽しんどいて、もう始めるの?」
「わたしはかまわないけれど……どうせそうなると思ってたし。で、どうするの?」
葉月と茜は立ち上がり、湊のそばに来た。
それから、二人は順番にちゅっ、ちゅっとキスしてから。
「そうだな……」
湊は、葉月と茜、二人の女友達の姿を見つめる。
二人とも、わずかに服装が乱れてはいるが、葉月はまだピンクのカーディガンにミニスカート。
茜は黄色のパーカー一枚だけだが、裾が長いのでパンツは隠れている。
湊は、二人の白い太ももをじっと見つめてから――
「まずは……頼む、パンツを見せてくれ!」
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