宙間通信への応援コメント
40〜50分の応答時間……すなわち通信電波が片道20分ほど時間を掛けて飛ぶ距離ということですよね。
それはすごく遠いようですが、支援する人を喪い独りとなってしまった二人には、それでも近いと言える距離なのですね。
レーナが寄港もしないのにわざわざ通信を入れてきたのは、やっぱり寂しかったからなのでしょうか。
宇宙の壮大さとすれ違いの寂しさが心に残るいいお話でした。
作者からの返信
レーナ側に余力があればもう少し遠いところからも通信が届いたろう、とか、これ以上は近くを通らないんだろう、とか、悩んだ末の応答時間でした。
広大な宇宙の中では、それでも近いのだと思います。
応援コメント、レビューコメントまで、有難うございました。
宙間通信への応援コメント
ボイジャー号しかり、宇宙空間をたったひとりで、人間のために飛び続ける宇宙船やその中のAIのことを考えると、毎回胸を締め付けられます。
この小説も、AI同士のやり取りなので、過剰な感情を削ぎ落して淡々と行われているのに、彼らの過ごしてきた膨大な時間を想像してしまいます。
ラストで、ライラの状況も語られた時点で、切なさが爆発するようでした。いままでも、これらも、人間のために動いている彼らが、「幸せ」でありますように。
最後になりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!
作者からの返信
お久しぶりです。
お題を見た瞬間、宇宙船と惑星が通信する光景が脳内に降ってきたので、思わず参加してしまいました。
(例年、夏がめちゃくちゃ忙しいので、来月以降はどうなるかわかりませんが……。)
宇宙の無限の空間とか、膨大な時間を想像すると、怖いものがありますよね……。
据え置き型の宙港AIより、船のAIのほうがより機械的に喋るのですが、レーナが「私」という言葉を使ったところと、ライラが個体名を名乗ったところに、二人の“意志”が出ているといいなと思います。
応援コメント、レビューコメント、有難うございました。