サブキャラに転生し続けた俺は11回目で無双したい!!
KURO
序章
第1話
俺は約十回転生している。ふと見るとまた真っ白い部屋に俺はいた。そこで俺は、いまでの事を思い出したのであった。………
第一回目………モンスターゾーン
最初に転生したのは、典型的なバトルゲーム
モンスターゾーンの世界だった。
俺が転生したのに気づいたのは、俺が生まれてから6年が立った頃だった。………………
その時の俺は、本を読んでいたと思う。急に頭の中に天の声が響いてきたのだ。
「あなたは転生しました。モンスターゾーンというゲームの世界に………」
その声を聞いた時、俺は非常にワクワクした。
だがその直後俺は絶望することとなる。 天の声が俺について教えてくれたのだ。
「あなたの名前は テスラ ロード 最初のイベントで死んでしまうサブキャラ。」
そのことを知った俺は、死なないように努力した。
しかしその思いは、実らない。そしてオレはこの世界に転生して記憶を思い出してから約一週間でこの世界から消えたのであった。………
第ニ回目………アトミックトレジャー
次に転生したのは、ダンジョンを探索し宝を手に入れる探索ゲーム、アトミックトレジャーの世界だった。
俺はこの世界に転生する前、神らしき人物に出会った。そいつは、「君をゲームの世界へと、転生させてあげよう。」と言った。
その言葉を聞いて俺は今度こそはサブキャラじゃないと思って目をつぶった。
だが俺はまた絶望した。おれが転生したのはまたサブキャラだったのだ!!
今度のキャラは、終盤で洗脳効果を持つボスに乗っ取られて王国で死刑される雑魚キャラだった。
俺が記憶を思い出した時、もうこの物語は終わっていた。そして何もできずに俺はこの世を去った。………………
第3回目……apokaripus onrin
3回目は、VRゲームの世界だった。このゲームでも俺はサブキャラだった。
だが今回は、VRゲームだ。俺はゲーム感覚で進めていった。だがこの世界ではコンティニューというものが存在しなかった。
だから俺は最初のダンジョンのボス戦で命を枯らしてしまった。…………………
第4回目………ストリートファイターズ
4回目に転生したのは、一対一の対マンゲームだった。俺は何度も何度も練習した。相手のモーションを見極め、攻撃もした。本当にそこまでは、良かった。
だがしかしラスボス的な相手が現れる。
そいつはモーションが見えなかった。
攻撃は受け止められ、相手の攻撃は、俺の体の機能を奪っていく。もう動けない。
その時だった。ある人物がそいつを倒したのだ。
そいつは、輝いていた。本当に主人公だった。
俺は思う。「やっぱりサブキャラは、主人公にはなれない。」ふざけんな主人公!!なんでだよ!! 俺だって主人公になりたいのに!! そう言って俺はこの世から去っていった。……………………
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます