第19話

二度書きになるが。

マヒロが台所に立ち。

ネギをたたた、とこぎみよい音を立てて切り刻み。

あっちゅう間にめんつゆとか使ってたと思うんだが、まぁ、手際良く卵がゆを小さな土鍋で作っちまって。


「う、美味いよ...!こ、この卵がゆ...」


「ふふん。なかなかやるでしょ?ただの

ボーイッシュ女じゃないっしょ、私!」


「お、おう...!」


「レンゲで食べればいいよね、、、?

えーと、まぁ、ふつーのご飯茶碗によそって

もらえればよくて...」


「どこにあるの?」


「確か、この引き出しの中に...

滅多に使わないレンゲがあって...

えーと、あった!」



レンゲとかご飯茶碗を御盆に乗せて。

二階に上がる。


俺は寝込んでいるアイリに新カノを紹介することにした。

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