第15話


流石の美少女アイリも。

林ユーコ級美少女を目の当たりにすれば、

お兄ちゃんを諦めるしかないと思うだろう。

「お兄ちゃんの彼女、めちゃくちゃ可愛いいじゃん!私、敵わない...!」とまあ、こんなに上手くいくかは不明だが、ボーイッュなマヒロ

をぶつけるよりは絶対に効果的だ。

マヒロには悪いが、第二、第三の矢を用意して

おかねば、俺は気がきでない。

毎晩色仕掛けで、迫ってこられたらやがては限界がきてしまってだな。

もうアイリのこと、一人の

女として見てしまって、男の性に逆らえず。

何も考えずに事に及んでしまうこと必至。


まぁ、マヒロで引いてくれれば

御の字なんだが多分無理だと思う。


きっとこうなる。


「なによ、男女!私のお兄ちゃん取らないでよ!認めないわよ!あんたなんか、半分以上、

男でしょ!!」






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