第2話

「何やってんの、おまえ?

部屋間違えてんぞ」


「あ、お兄ちゃん。

あのね、私ね。雷が鳴ってて怖くて眠れないの。添い寝、してくれたら多分だけど

安眠できると思うわ」


一個下の妹。


血の繋がった妹だった。


女として見ちゃいけない相手なんだ。


俺のベッドにいて、

ピンク色のキャミ姿で下はパジャマのズボン履いてなかった。


目のやり場に困って、

慌てて掛け布団かけた。


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