第17話 珈琲どうですか

 撮りためた「珈琲いかがでしょう」を見ながら、原稿を少しづつ書いている。滝藤賢一さんの美しさよ……。早く中村倫也が移動珈琲屋をやっている世界が来てほしい。そして、私の職場に来て欲しい。このドラマのそれにしても中村倫也の必殺仕事人ぶりは異常だね。闇の過去を背負ってそう、とか、それを超えて穏やかな笑みがもはや仕事人。だけどコーヒーはうまいとか。というか、ギャルソン姿の中村倫也が珈琲屋をやっているという時点でもはや百点満点だ。

 ついでにぽちぽち書いているところがちょうど珈琲屋が出てくる。珈琲屋はもちろん中村倫也みたいなイケメン……ではない。イケメンが珈琲屋をやるのはまだ取っておこう。


 どうも私の作品には珈琲屋、喫茶店、カフェの登場頻度が高い。。理由は一つで、「作者が好きだから」他ならない。(でも一番頼むのはカフェオレ)


 ただぶっちゃけ、ライト文芸でよくある、カフェを舞台にしたミステリーやら恋愛人情話なんかの小洒落た作品は書けない。というか、今のところ書く気がない。

 どちらかというとコーヒーそのものの味とかケーキとかを含めて、店の作りやBGMや使われているカップとか、あと常連さんを含めたカフェの雰囲気を楽しみたいので、ミステリーとか人情話とかに今は頭がシフトしていかないんだよな。


 この間、ある地元の珈琲屋に数年ぶりに一人で行った。私は常連ではないので、カウンターには座らない。カウンターは常連客の聖域だからな……。まぁ、ただ単にカウンターに人が座ってただけだけど。

 と思ったら、カウンターに座っている常連客が大衆紙を読んでいて、私の位置からは水着姿のオネエちゃんのグラビアが丸見えという貴重な経験をしてきた。これもまた一興なり……。


 

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