世界で一番軽い創作日記
神山雪
第0話 そうだ、創作日記をつけようと思い立つ
創作日記をつけよう、と唐突に思い立つ。
というのは、作品が進まないからだ。詰まっている。煮詰まりすぎている。公募に出そうと思った作品が本日の執筆字数ゼロ。そしていろんな作品が進まない。ネタはあっても進まないし、ネタがなくても、書けない時は書けなくて、読めない時は読めない。
日々、作品と向き合い、資料を集め、物語を構築し、さて文章に起こすという作業は、自分と自分の作品との一対一の対話だったりする。キャラクターはナマモノで、自分の思い通りには決して動かない(お前やぞ、堤昌親)。
ストーリーだってそうだ。キャラクターがナマモノなのだから、必ずしもストーリーが作者のプロット通りにいく訳がないのだ。キャラクターの都合でねじ曲げられたことなんてしょっちゅうだ。(まあ、プロットなどろくに立てたことなどないのだが)
書けないという瞬間は多分、10回に9回は訪れる。100回なら95回。そしてそのもどかしさを抱えつつ、どうにかして一歩を踏み出そうとしてキーボードに向かう。
そんなわけで、創作を中心とした日記をつけることにした。これを書くことにより、現在どうして止まっているか、これをどうして書こうとしたのかの記録にもなるからだ。あと読んだ本の話とか、こういう表現いいなということもちょいちょい挟む。理由は最近どうにもこうにも忘れっぽいから。
ブログよりも、なろうで書いている「創作と創作以外」よりも、カクヨムのエッセイで書いた方が気楽に書けるようにしたので、カクヨムで気楽に創作日記を書くことにする。「創作と創作以外」は、エッセイとしてまとまりを気にしているので、これよりももう少しよそ行きな文章なのだ。ここは軽い。チャランポランタン並みに軽くする。
ほら、PSYCHO-PASSの槙島聖護だって「紙の本を本を読むと言うことはチューニングに似ている」と言っていた。だからこうやって「創作日記を書く」と言うのは、チューニングの記録にもなるのだ。多分、きっと!
そんなわけでワタクシ黒崎伊音。日々フルタイムで仕事をしながらこそこそとネットで小説を発表しているものでございます。
いつまで続くかわかりませんが、お付き合いいただけると幸いです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます