h22.10.01. 黯


 月さえ点滅を始め 脈打つように日駆った

 口先で混ぜ合う場所には相応しからず 絶望のように繰り返した


 神とやら(さぞ美しいのだろうね)、今に間に合わなくなる。

 勿体振らずに少しは走れ


 旨くいかない 旨くいかないな ひどくまずい酔い 旨くいかないんだ

 だって「コトバより大切なモノ」とやらが蔓延はびこっていて何とでも言う


 思い出したい記憶も無く続ける それでもいつかは笑えるんだってさ

 今を踏み潰して目指す歩きたい未来ってどんな?


 僕は選ばずにゆく そこに一つの正しさなど無く

 何も断じたくないと 自分で決めてしまったんだ



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