琥珀の記憶
1180
プロローグ:日常
「"はおー!!ヒメヒナでーす!"」
今日もはつらつとした声が聞こえてくる、ヒメヒナがバーチャルユーチューバーとしてデビューしてから3年と少しいつもどうり動画の編集や雑務をこなす。
作業を一通り終えて休憩に入る。
何もしていない時間にはいつも同じ事を考えてしまう。
テセウスの船というパラドックスの話しを知っているだろうか
『テセウスという男が船で旅をする中で船のパーツが徐々に変わっていき最後、旅が終わったころには全てのパーツが変えわってしまった。』
【このときテセウスの船は旅をする前のものと同じものなのだろうか?】
この問にすぐに答えをだす人もいるだろうが本当にその答えはあっているのだろうか
もし、これが船でなく他の物や生き物ならばその答えは変わるのではないだろうか
私の答えはとうの昔に決まっている、この問の答えは......
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます