考えても考えても

飛紫香

第1話良き人間関

子供の頃は、喧嘩をした記憶が無い。仲良く遊んでいた。

嫌われてた雰囲気も無く。男子には、いじられた小さいし頭でっかち?じゃがいもって。その当時流行った歌があった。それに出てくるの似てたかは不明だけど。

ランドセル掴まれて転ばせられたり。だけど、男女問わず遊んだ。ゴム飛び、手打ち、フットボール等々あっ!パッタもした。

柿の木に登ったりもした。

独身時代は、差程悩むことも無く働き、若いからだけで、年配の方から気に入られたり、社会のご教授を沢山頂いた。素直に受け止め行動したり、生活に取り入れたりした。また、別の職場に転職した時には、上下関係がハッキリしていて、中学の部活でも学んだがそれを生かせたかな?と思うような気がした。有る女性の上司は厳しく、細かく指導してくれ涙を流す日もあったけど、負けず嫌いの私には注意されてこそ!やる気が湧いた。何故なら、その方の部下愛があったからだと私は思う。ただ頭ごなしに注意したなら、萎縮したと思う。でも、こうなって欲しいと言う目標を見出して指導してくれていたから。今も忘れられない。その方のお陰で大分精神的にも強くなったと思う。諦めない事、また人の倍やって1人前と話してくれた事。努力無くしては、何も出来ないことを知ることが出来た出来事だった。彼女は、バセドウ病患いながら、母で有りながら仕事をしている姿も憧れていた。母は強しと言うけれど、この人に有る言葉と思うくらい。

息を切らせながらも働いていた。周りの部下は私も含めて、制止し仕事が負担にならないように務めていた。自然にお互いが助け合う。会社の社訓のようなものを毎朝朝礼で、発していたからみんな同じ所を見ていたのかな?と今は感じる。そこで働いた時間は、私にとっては多く学んだ日々だった。別の上司は、1人1人をきちんと見て評価してくれていた。私は、それが身について居るからか、今でも自分の行動が正しいか、間違って居るのか正しいのか何処か求めているような気がする。大人になり、正直に善し悪しを言う人は今は残念ながら少ない私が歳を重ね上司が歳下だったりするからかもしれない、自分で分かる善し悪しはあるが、メンタル面だったり、モチベーションを上げるにはやはり周りからの声が必要だと思う。

褒められるば嬉しいが、正された方が私は嬉しい。完璧な人は居ないけど、自分の成長に繋がる。

私にとっては、成長する大事なプロセスの1つになっている。


だから私はいつも考える、正しいかこれで良いのか、そうしても答えが出ない時もある。と言うか、答えが出ないけどグルグルと考える事は止まらない。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る