執筆する理由
気楽に書いてるので筆が進みます。
込み入った話も出ましたが、この辺りでそもそも私が執筆する理由を書いておこうかと。考えれば色々浮かびますが、端から挙げてもキリがないですし、結局いきつく場所は一つなので、簡略化します。
「私自身を知るため」です。
私の知らない「私の部分」を私は知りたい。それが執筆の理由です。それを成すために、手順として「非科学的な文学」が必要になってくるわけです。何故って自分でも意図していない、よくわからない何かを表現しているわけですから、そこで書き上がったものを分析したり、コメント等頂けたらそこから新しい視点が生まれたり…。そんなふうにどんどん派生して連鎖して、書くたびに私は私の何かを知っていく、わけです。
いやこれがね。楽しいのよ。ほんとに。文学に限らず生きることそのものの目標も「私自身を知ること」なんですが、本当こんなに楽しい目標はないってくらい楽しい。
断っておきますが、私は俗に言う「自分探しの〜…」とかそういう意味合いで言っているわけではないです。それを否定するわけではありませんが、私の求める「私を知る」とはニュアンスとかアプローチとか、なんか違う。まだしっかり確立できないので、あくまでイメージですけど、私の場合は私の広さを知るのではなく、深みにある何かを知りたいんです。可能性とか、能力とか、伸びしろとか、そういうものじゃなくて、むしろ奥底にある忘れられた何かを知りたい。抑圧された、と言い換えても差し支えないでしょう。
………思い出したいのかもしれませんね。
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