【魔法のエロトリガー】💕✨🔫✨童貞ボーイの夢のアイテム✨💕 これで童貞卒業だ🎉💕 美少女に撃ち込めばメロメロになって誘惑してくる✨👩‍❤️‍💋‍👨✨✨💕💕

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

第1話 【エロトリガー】でやりたい放題✨👩‍❤️‍💋‍👨✨🎉💕

 草食系童貞ボーイが泣いて喜ぶ『魔法のアイテム』。




 それこそが今、世間ちまたでバスッている【エロトリガー】だ。





 これさえ撃てば、想いを寄せる美少女もメロメロになって誘惑してくる。


 初心うぶな童貞ボーイを妖しい目つきで誘うと言う画期的なアイテムだ。




 プライドが高く意気地なしの草食系童貞チェリーボーイは傷つくことをおそれている。

 想いを寄せる美少女カノジョにも告白することが出来ない。

 


 万が一でも、相手の彼女から振られるのがこわいのだ。



 弱虫チキンなくせに人一倍、自尊心だけは高い。たとえ数パーセントでも振られる可能性があるなら、自分からモーションを掛けることはない。


 絶対、落とせると確信していても躊躇してしまう。



 なので告白できずにいる草食系童貞ボーイが、思った以上に多いと言えるだろう。




 しかし、そんな時……。


 この【エロトリガー】さえあれば、なんの心配もいらない。




 告白しなくても憧れの美少女の方から童貞ボーイをアプローチしてくれる。





 そんな草食系童貞ボーイにとって、【夢のアイテム】だ。




 果たして【魔法のエロトリガー】が晩婚、少子化に歯止めの掛からない日本の救世主になるのだろうか。








 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚


 




 真夏の眩しい日差しが窓から降り注いでいた。今日から夏休みだ。

 外は、すでに三十五度に迫ろうとしていた。

 間違いなく今日も酷暑日だろう。



 窓を閉め切っているのに、どこからか蝉の声が聞こえてくる。



 仄かにピンク色の霧が部屋を覆っていた。

 なんだか、妖しい気分だ。



 媚薬でも混ざっているのか。痺れるように甘美で蠱惑こわく的な薫りが部屋一面に漂っていた。

 


 久しぶりに幼馴染みのユリアが僕の部屋へ遊びに来ていた。

 今年の春からユリアも女子大生だ。

 


 だが相変わらず童顔で可愛らしい。一見、女子高生に見える美少女だ。


 しかもモデルのように華奢に見えて、目を見張るほどの巨乳だ。

 おそらく推定だがEカップはあるだろう。


 僕の目の前でユサユサと豊かなオッパイが揺れると知らぬ間にジィッと凝視してしまう。



 さっき、【エロトリガー】が暴発してから僕とユリアは異様に興奮していた。


 美少女の柔肌に触れ合うだけで胸がドキドキしてくる。


 身体じゅうが熱く火照っているみたいだ。

 エアコンは適度に効いているはずなのに全身から汗が滲んでくる。

 


「ゴックン……😳💦」何度も生ツバを飲み込んだ。

 アイスコーヒーを飲んだばかりなのにもう咽喉がカラカラだ。






 あまり余裕がないので、簡単に自己紹介をしておこう。



 僕の名前は、保志ヒカルと言う。


 小学校の時のあだ名は『ポチ』だ。

 今、流行の子犬系男子だ。

 女子にも良く可愛がられた。



 今年、二十歳になる大学生だ。

 知り合いには『無駄にイケメン』と言われる。


 イケメンの割りには女子にモテない。


 彼女には、この年齢になるまで合体ジョイント未体験だ。



 いわゆる流行はやりの草食系童貞ボーイと言うヤツだ。別に流行に便乗して童貞ボーイをやっているワケではないが……。



 勇気とチャンスに恵まれないだけだ。

 もっと積極的に女子にモーションを掛けていれば、もしかしたら彼女の一人くらいは出来ただろう。


 だが失恋が怖くて、どうしても告白することが出来なかった。



 なにしろ今や秋○原にいるヲタ男子の3人に一人は童貞と言われる。


 もちろん勝手な予測で、ちゃんと統計を取ったワケではない。

 


 しかも新型感染症コ○ナの所為で日本の童貞ボーイは増加の一途を辿たどっている。もはや歯止めの掛からない状態だ。



 そんな時、救世主のように現れたアイテムが【エロトリガー】だ。




 僕はある実験で【エロトリガー】を彼女に撃ってみた。


 彼女は幼馴染みで2歳年下の神崎ユリアと言う美少女だ。アイドルのように可愛らしい。昔、僕の家のすぐ隣りに住んでいた。



 よく僕の家にも遊びに来て泊まっていった。あまりにも近いので妹のような存在だ。

 だが思春期になり、ユリアも見違えるほど成長した。

 いけないとわかっていても意識してしまう。



 ユリアも僕に好意を抱いてくれているようだ。しかし変なプライドが邪魔をしていまだに告白できずにいた。



「ねェねェ……、ポチ!!」

 ベッドの隣りに座るユリアが身体を寄せてきた。無意識なのか、それともワザとなのか、僕の二の腕に美少女の柔らかな胸の膨らみが押しつけられた。



「あ、あのなァ……、僕はポチじゃねえよ」

 いくぶん声が震えてしまった。一気に心拍数が急上昇していく。



「あのエロトリガーに入ってた霧状のガス……、本当に毒じゃないの」


「あ、ああァ……、大丈夫だよ。

 ただの香水だから……

 毒なんて入ってないよ」

 たぶん……。


 親友のアキラから借金代わりにいただいた【エロトリガー《モノ》】だ。


 カレは、変な違法薬物などいっさい入ってないと言っていた。




「ねえェ……、ちょっと暑くない?」

 よほど暑いのか、ユリアは胸元に指を突っ込みパタパタとTシャツを開け閉めした。



「うゥ……🙄💦」とっさに僕は小さく呻き視線を逸らせた。


 真横からだと、豊かな胸の膨らみが覗いて見える。あまりにも巨乳なので圧倒されそうだ。


「……」

 いったい、いつからユリアは、こんなに巨乳になったんだろう。

 


 知らぬ間に、美少女の手が僕の太ももへ伸びていた。ゆっくりと撫でるように僕の敏感な部分へと伸びていく。



「そ、そうだね……。ちょっと暑いかな。

 あんまり、そこを触らないでくれよ……」

 僕はなんとか、ユリアの手をけるように少し腰を引いた。



 すでに、股間は緊急事態宣言発令中だ。



「ねえェ……、ポチッ✨✨💕」

 艶めかしく顔を寄せ、吐息まじりに僕へたずねた。誘うような上目遣いで僕を見つめている。



 興奮からか、ユリアの大きな瞳が潤んでいた。熱い眼差まなざしだ。

 見つめているだけでドキドキしてくる。



「な、なにかな……🙄💦」そんなに見つめられると恥ずかしくなってくる。思わず視線を逸らせた。


 ユリアの甘い吐息が僕の頬を撫でていった。



「キスしたくなっちゃった✨👄✨💕」

 ユリアは僕に見せつけるように舌で上唇をペロッと舐めた。

 なんとも悩ましい仕草だ。



「ええェ……😳💦 キス……!!」

 思わず、声がひっくり返りそうだ。



「ねェ、ポチもキスしたいでしょう✨💕」

 妖艶な紅い唇がすぐ目の前だ。

 ほんの少しだけでも唇を尖らせればキスできるだろう。


「うゥ……ん」もちろんキスをしたい。

 心臓が激しく胸板を叩いた。


「ねえェ、ヒカルゥ……✨👄✨💕」

 ユリアが瞼を閉じてキスをねだった。


「あ、ハイ……」

 これだけお膳立てして遠慮するワケにはいかないだろう。

 蠱惑こわく的な甘い匂いに誘われて僕も唇を寄せていく。



「ンうゥ……✨👩‍❤️‍💋‍👨✨✨💕」

 柔らかな唇が重なった。




 これが僕の人生ではじめてのキスだ。





 これもすべて【エロトリガー】のおかげなのかもしれない。








 話しは、数時間前に戻る。








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