30万円くれたら私なんでもいうこと聞きますと言う女子高生と契約しました!

@Dfggggggyhhhhh

女子高生と契約しました

俺の名前は道広竜也みちひろたつや18歳バイトの掛け持ちをしながら1人暮らしをしている。


俺は今、大雨が降る公園の中を傘をさしながら目的もなく歩いている。


俺が前の方を見てみると、大雨が降っているのに傘もささずにずぶ濡れでベンチに座っている女の子がいた。


その女の子の髪はショートヘアの黒髪で目は少し大きめの二重で とてつもない 美少女だった。


そして、制服を着ていた、



その女の子は寂しそうな表情をしながら空を見ていた。


このまま女の子を放っておくわけにもいかないよな。


「どうしたの、家に帰らないの?」


俺はその女の子に持っている傘を差し出しながら、そう言った。


「誰おじさん?」


「おじ!」


「俺はまだ18だ!」


「あ、ごめんごめん、あまりにも無気力むきりょくな目をしてたから」


「って私も人のこと言えた立場じゃないか」


女の子はため息をつきながら、そう言った。


お父さんとお母さんはどうしたんだ?」



「何おじさん、まさか私を誘拐するつもり!」


「だから俺は18だって言ってるだろう!」


「あと、俺は君を誘拐しようとなんてしてないよ!」


「いないよ」


女の子はしばらく間を置いたあとそういった。


「いないって何が?」


「私のお父さんとお母さんは高一の時に事故で亡くなったから」


あ!ごめん、そうとは知らずに!


俺は申し訳ないと思い、女の子にそう言った。


「いいよそもそも女子高生が1人でこんなとこに座ってたらみんな似たような質問をするだろうし」


「隣に座っていいか、えーと……」


「私の名前は梅雨木つゆきはる17歳」


「俺の名前は道広竜也」


「って17歳だったら俺と一個しか変わんないじゃないか!」


「あっ、そう言われてみればそうだね」


「少し隣、いいか?」


「うん」


梅雨木はそう言いながら頷いた。


そして俺は隣に座って話をし始めた。


「俺はさ高校時代いじめられててさ、高校卒業したら変わってやるって思ったけど結局何も変えることはできなかった」


「1人暮らしした方がいいかも、バイト掛け持ちして生活するのがやっとだった」


「で私にそれを言って何をしてほしいの?」


「よく頑張りまちたねて褒めてほしいの?」


梅雨木は俺を煽るように赤ちゃん言葉で、そう言った。


「違うよ!」


俺はふと空を見あげた空は、俺の心の中みたいに真っ黒の雲で覆われていた。


「ねぇ、私に30万ちょうだいよ」


「は?いきなり何を言ってるんださっきから言ってるだろう、俺はバイトを掛け持ちしてやっとの生活なんだ」


「私に30万円くれたら私なんでもいうこと聞きますって言ったら?」


「同じだよ、どうしせ毎月30万円払わされるんだろう」


「1回でいいって言ったら?」


「信用できるか!」


俺はそう言いながら勢いよく立ち上がり、公園を出ようとしたが。


「あああ!!!」


「帰りたいけど帰る家がないよ!!!」


「服が濡れて寒いよ!!!」


無視していこうとしたが、俺の心の中には段々と罪悪感ざいあくかんが込み上げてきた。


「あーもう!」


俺はその罪悪感に耐えられず梅雨木に駆け寄った。


「戻ってきてくれたんだね」


梅雨木はいたずらっぽく笑いながらそういった。


「あっ!最初から嘘泣きだった!」


「契約成立だねよろしく道広竜也」


梅雨木はそう言いながら手を出してきた。


「ああ、よろしく梅雨木春」


俺は少し照れながら梅雨木と握手を交わした。


それと同時に黒い雲で覆われていた空が一気に晴れた。


「それじゃあ、俺んちに行くぞ」


「うん」


しばらくして。



「ここが俺んちだ」


「うわぁ見るからにボロアパートだね」


「うるさいよ!」


そして、俺達は家の中に入った。



「お邪魔しまーす」


「うわぁ、これは結構なゴミ屋敷だね!」


「言われなくてもわかってるよ」


部屋の中にはスナックのお菓子や漫画が散乱している。


「そんなことより早くお風呂に入って、そんな濡れたかっこ風邪ひくぞ」


「はーい」


「お風呂はあっちだから」


俺はお風呂の方を指びさしてそう言った。


「わかった」


しばらくするとバスタオル一枚をはおった梅雨木が風呂から上がってきた。


「お!お風呂どうだった?」


「狭すぎる!!!」


梅雨木はすごい勢いでい言った。


「えっ!そんなに」


「そうよおかげでずっと足が伸ばせなくて正座状態だった!!!」


「すいませんって!なんで俺が謝んなきゃいけないんだよ!」


「はぁ、そんなことより私の服はどこ?」


梅雨木はため息をつきながら、そう言った。


「ああ、男の服しかないけどいいか?」


「むしろ、あなたの家に女物の服があったら引くわ」


そして俺はタンスの中から、男物の服を一式出した。



「着替えるから向こう向いてて」


しばらくして。



「もうそっち向いていいか?」


「うん」


すると目の前には俺の服を着た美少女が立っとった。


「あ!そうだ、早く30万ちょうだいよ」


「あれ、本気だったのか!」


「もちろん!」


梅雨木は満面の笑みでそういった。


「はぁ、分かったよ」


俺はため息をつきながらタンスの二段目の引き出しを開けて、奥の方にしまってある封筒を取り出した。


「この中にちょうど30万円入ってる」


「わーい、ありがとう」


「このお金をお前に渡す前に一つ確認だ」


「何?」


「このお金を渡したら梅雨木はなんでも言うことを聞いてくれるんだよな?」


「うん」


よし、それならさっさとこのお金渡して警察に行ってもらおう。


「早速だが、最初のお願いだ警察に言ってくれ」


「やだ!」


即答で言葉を返された。



「なんでだよ、なんでもいうことを聞くって言ったじゃないか!」


「物事には限度っていうものがあるから」


「全然難しいことじゃないじゃないか!」


「ひどい、です、ご主人様は私をすてるというのですか!しくしく」



梅雨木はまた泣くフリをしながら、そう言った。



「誰もそんなこと言ってないだろうっていうか、いつから俺がお前のご主人様になったんだよ!!!」


「さて、そんなことは置いといて、ご主人様が私をこの家から追い出したとしても、きっと無駄ですよ」


「まだそのキャラ続けるのか」


「って!そうじゃなくてなんで無駄だってわかるんだよ!」


「私がもし警察だったらこう聞くから。その封筒はどうしたの?」


「そして私はこう答える無理やりお金を渡されて、知らない人に俺の言うことを聞けと言われました」


「まてーーーい!!!それじゃあ俺完全な犯罪者じゃないか!」


「それが嫌なら私をここに置いて」


梅雨木は勝ち誇った顔をしながら、そう言った。



くそ!俺がこうゆうことを読んでたのか。


「わかったここに置いてやるただその代わり、家のことをやってもらうぞ!」


「はーい」


「それで何をしたらいい?」


そうだなぁとりあえず夜ご飯作ってくれ」


「うん、わかった」


梅雨木はそう言って冷蔵庫を開けた。


「なにこれ、冷凍食品ばっかじゃない!」


「しょうがないだろう男の1人暮らしなんて、大体こんなもんだだ」


「はぁ食材買ってくるからお金ちょうだい」


梅雨木は呆れたと言わんばかりのため息をつきながら、そういった。


わかったはい、これで買ってきてくれ」


梅雨木は俺からお金を受け取って、家を出た。


しばらくして。



「ただいま」


「あ!お帰り」


「さっさと夜ご飯作っちゃうから、ちょっと待ってて」


「ありがとう」


数時間後。



「できたよ」


「うわー、すげえ!」



「この位当然よ」


テーブルの上にはサラダや色々な家庭料理が並べられた。


「それじゃあいただきます」



面白かったら 星3つ つまらなかったら 星一つ 正直に感じた気持ちでもちろん 大丈夫です。


最後にブックマークもいただけると嬉しいです。


人気があったら続けようと思ってます。




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