『けっとう!』
やましん(テンパー)
『けっとう』
『これは、けさのやましんの夢に基ずく、『ホラ』、であります。』
+++***************+??
『トンネル商店街』(長いトンネルの中に広がる商店街)を、ふらついていたところ、あるお店に、なにやらクレームをつけていた青年がいた。
暴力をふるっているわけではなく、怒鳴っているわけでもなく、まっとうなクレームだったのかもしれないが、やましんは、横目で見ながら通過体制になった。
ところが、そこに威勢のいい、別のお兄さんが現れ、クレーム付けていた青年をぼこぼこにして、追い返してしまった。
『いや、助かりました。』
と、お店の人が言っています。
『なんの、なんの。わはははははは。』
と、いばってみせて、お店から出て来ました。
そこに、先の青年が、まだ近くにいたみたいで、お兄さんに言いました。
『あんたは、何者?』
すると、その若いお兄さんは、なぜか、見物していたやましんの隣に来て言うのです。
『この兄貴の弟子さ。』
『なななななななななななななななななななななななななななななあ?』
『ほう。あなたの。いいでしょう。』
青年は、すぐに消えました。
『あのね。きみ、おかしな行動取らないでください。ぼくは、関係ないです。』
『いやあ、もう、おいらは、あんたの弟子さ。』
ぼくは、お腹のステントの交換のため、病院さ、いく途中だったのです。
ついでに、両親の家にも寄るつもりでした。(ほんとは、すでに亡くなっております。)
で、なぜだかわかんないが、そいつを駐車場から車に乗せて、海岸通りを走りましたが、なんと、海水浴している人がいるのに、まるで津波が来たかのように海が高くなっていて、いつもの道路が崩壊していて、通れないではないですかあ。
よくまあ、この状態で、海水浴なんかやってられるものだと思うけれど、そこは、夢。
自動車は、海に転落。
あらああ~~~~これで、もう、おしまいかあ。
と、マジに思ったが、なぜか、車はいつのまにか方向転換して、バイパス方面に走っております。(きのう、テレビで、海上も走る自動車の記事をみたからか。。。)
順調にバイパスから、両親の家に到着。
そこには、なんだか、ドクターも来ていて、ステント入れ替えの準備も完了しているのだとか。
さらに、現れたのは、ゴ〇ゴなんとか、みたいな怖そうな方。
さらに、その兄貴分と、その、おじいさんとかがいる。
おじいさんは、寝たきりらしく、なぜだか、今は、家(うち)の廊下で、布団に寝たままになっている。
で、兄貴分が、その、ゴ〇ゴさんと、決闘せよというのだあ。
商店街の出来事が、原因らしいのですが、よくわからない。
ドクターは、それを見届けてから、適切に処置すると言うのです。
キラリ!
兄貴分が見せたのは、鈍く輝く本物の真剣だあ。(夕べ見た、八甲田山事件の映画のせいかもしれません。)
『じゃあ、勇者よ、決闘場に、まいろう。私のバイクの後ろに座れ。』
と、いつのまにか、ぼくは勇者になってイマス。
あの、自発的に子分になったやつは『兄貴、存分に戦ってきてください』とか言い、両親も『がんばれ』とか、言っている。
なんだ、いったい、これは、もう、どうなってるの。
なんで、ぼくが、日本代表みたいになるんだ?
『あの、どう考えても、一発で、ぼくの首が飛んで、終わりとしか思えないような・・・・』
と、ひとり、まともそうな、ドクターに申し上げます。
『大丈夫、私が、処置するから。』
と、ぼくの疑問には、ドクターが、あっさりと、おっしゃる。
たしかに、ドクターの病院は、交通事故で、ばらばらになった体をつなぎ合わせて復活させる技術では有名。
でも、まあ指とか腕ならともかく、首は無理だよなあ。
とか、思いながら、バイクの後ろに乗ろうとするが、でっかいバイクなのですが、後ろの席には、藁みたいなものが敷き詰めてあり、なかなか乗っかれない。
『へたくそですな。』
と、ゴ〇ゴのおやじさんが、ひにくるのである。
が、なんとか、おやじさんにしがみつきながら、ぼくは、その決闘場に向かうのである。
結果は、もう、初めから明らかなのに。
なぜ、こうなったのか?
⚔
続けようとしたら、もっと、続きそうでしたが、むりやりやめて、起きました。
もう、お手洗いが、限界になっていたのであります。
しかし、なんと。
お手洗いの中で、続きが始まりそうになったのである。
やましんは、分解されるのか?
🎈←
→👁
💪←
→👣
↓ 👃 👂←
***************** おしまい
『けっとう!』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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