称号「神の寵愛」が凄すぎた!~スキルしか見ない世界で不遇な扱いを受けてきたけど、追放されたから気ままに過ごすよ~
ひなたぼっこ
第1話 女神との出会い
僕は1人で遊んでいた。別に友達がいなかった訳じゃなかった……はずだ。うん、いなかった訳じゃない。クマのジェイソンくんやネコのタマたちもいたしね!それで僕は森の中で紙飛行機を飛ばして遊んでいたら洞窟の中に飛んで行ってしまった。僕は幼かったから危険とか考えずに洞窟の中に入って言っちゃったんだ。
洞窟の中はいくつもの分かれ道に分かれていたけど紙飛行機があまりにも長く飛んで行くから追いかけるのに必死だった。ある地点で行き止まりになって紙飛行機を回収した。でもここがどこか分からなくなってしまって泣いてしまった。泣いても助けが来る訳でもないのに。ただひたすらに泣いていた。20分くらい泣き続けて疲れて眠くなってしまい寝てしまった。ここが僕の人生の分岐点だった。
目を覚ますと辺りは雲のようにふわふわした感じだった。僕は混乱した。さっきまで洞窟の中にいたはずなのに場所がガラリと変わりすぎている。
「ここはどこなんだ?」
「ここは私の神域だよ!あなた洞窟の中で寝ててモンスターに襲われそうになっていたからここに連れてきたの!」
声のする方を見てみるとそこにはどちらかと言うと天使みたいな女の子がいた。可愛いなー。こんな子が友達だったら人生もっと楽しいんだろうなー……考えただけで虚しくなる。
もう一度見てみると顔を真っ赤にした天使が睨んでいた。うわ、なんか怒ってるよ。なんかした?
「私は天使じゃないよ!神様なんだよっ!多少体は小さいけどちゃんとした神様なんだよっ!それとジル·シルフィード君ここは私の神域だから考えてる事私に筒抜けだからね!」
「本当ですか?じゃあ僕が考えている事当ててくださいね。」
「分かったわ。そんなの朝飯前よ!」
「じゃあいきますよ。」
あんな可愛い子が僕の彼女だったらなー。彼女になってくれるんなら死んでもいいな。でも死んだら付き合えんじゃんどうしようこんなの困っちゃうよー!
「あなたなんてこと考えてるのよ!私があなたの彼女だったらなーとか私が可愛すぎるとか恥ずかしいじゃない!」
「でも本当なんですもん……」
「なんですもん……じゃないわよ。あー、あなたと話していると調子が狂うわ!」
「ごめんなさい……でも本当に彼女にしたいなーって思ったもので……」
「本当馬鹿正直なんだから……そうね……分かったわ。私があなたにピッタリの称号をあげるからそれで10年後までにまたここに来れたら彼女になってあげる!」
10年後は17歳か、ちょうどいい年頃じゃないか。
「分かりましたっ!それで称号ってなんですか?」
「あー、あなた達の世界はスキルが重視されているからあまり称号は有名じゃなかったわね。じゃあ説明するわ。称号はスキルと違ってレベルがないわ。その代わりに称号には莫大な力が込められていて神様から直接じゃないと貰えないわ。スキルは職業と一緒に教会で間接的に渡されるものだから最初の力は弱いの。」
「へー、そうなんですね。で貰える称号はなんですか?」
「~神からのの寵愛~だよ。あなたにピッタリね!」
「どんな力が手に入るんですか?」
「それは元の世界に戻ってからのお楽しみ!それじゃあ授けるわ。」
そうすると神様は僕に称号を授けてくれた。
あっそうだ名前聞いてない。聞いておこう。
「あの名前聞いてもいいですか?」
「あー、まだ神様としか名乗ってなかったか。私の名前は女神ニケだよ。」
「ありがとうございます。じゃあまた10年以内に頑張って神域にたどり着きます!」
「うん楽しみにして待ってる!じゃあ元の世界に戻すわね!」
そういうとニケは僕に魔法をかけて洞窟の中に戻した。
これから頑張るぞー!
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あとがきです。
今作はちゃんとプロットも書いて忘れないようにします……
なのでこの作品に星を一個でもいいならつけてくれたらうれしーなー!
頑張ってくんで星、応援コメントよろしくお願いします!
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