三月七日 サウナの日
サウナと三と七の語呂合わせ。
公益社団法人日本サウナ・スパ協会(当時は日本サウナ協会)が昭和五十九年(一九八四年)に制定した記念日。当初は健康を意識するための啓発目的として献血キャンペーンなんかとタイアップしていたようだ。
同協会によると三七の語呂合わせに因み、満三十七歳を迎える人(身分証明書がいるよ)は協賛施設を一名同伴、計二名で無料利用できるサービスがあるらしい。条件に当てはまる人はぜひ、サウナ協会協賛施設を事前確認して利用してみるのも一興だ。
余談だが、サウナ・スパ協会では毎年デザインが変わるサウナの日限定サウナタオルを販売しているそうだ。サウナファンの間では周知の人気商品だという。
一応検索してみたら、二〇二二年もSAUNA DAY特製バスタオル(ジャガード織)を限定五〇枚予約制で二種類用意していた。
それはさておき、同協会によると体調を整えるための正しいサウナの入り方とマナーというものがあるらしい。
一般的な九十度Cの高温サウナと冷水風呂(約一七・五度C)の例でばっくりと掻い摘むと、次のとおりらしい。
一、サウナに入る前は水分補給すべし。
(できれば塩分補給できるイオン水やハイポト仕様のスポドリがおすすめ)
脱水症状に気を付けよう。
二、サウナ入る前にちゃんと体や頭を洗っておこう。
(汗かくと老廃物でるからな)予め綺麗にしておこう。
三、レッツ、ドライサウナイン。一回五分から十分が目安やで。
(頭にタオル巻いたりサウナハット被るとのぼせにくいよ)
四、水風呂イン。一、二分が目安やで。
慣れるまではいきなりドボンせずに足先、手先から馴染ませような。
五、ワンセット終わったら十分くらい休憩しよな。
(インターバルを挟むと血行が良くなるらしいよ)
高温サウナで無理して長時間我慢するのも良くないし、水風呂に浸かりすぎるのも良くないし、延々と高温・冷水を絶え間なく繰り返すのも良くないらしい。まあ、言わずもがなという感じだ。
もう一つ注意したい点がメガネ、コンタクトの扱いだ。
高温サウナにはどちらも正直適さない。
九十度を超えるドライサウナ内ではメガネの金属に変形や錆の可能性が十分にあるし、そもそも肌に接触している箇所から火傷するケースもあるし、レンズの極端な膨張収縮で破損の恐れがあるという。
また、コンタクトレンズはドライサウナ内で乾燥してしまった場合、眼球に張り付いて眼そのものを傷つけてしまう危険性が指摘されている。
元々風呂にメガネを持ち込む人も稀かと思うが、かといって、ろくに見えない風呂場は危険だ。
どないせえっちゅうねん——と思ったら、お風呂サウナ専用メガネというものが世の中には存在しているらしい。
(メガネのアイガン推奨品、ちゃっかりしている)
それによると、合金不使用、フレームもレンズも弾性があり熱に強いポリカーボネート製とのことだ。
一応遠近両方の度数も選べるようになっているが、近視マイナス三・〇〇から六・〇〇まで一刻みずつ、遠視はプラス二・五〇という幅の狭いラインナップという点は若干引っかかる。
筆者の場合、軽度の近視でマイナス一・〇〇程度なので、そもそもそういう人は裸眼でガンバ☆と言われていることになる(笑)
まあ、車を運転するでもしない限り、一応裸眼で不自由ない程度の視力はあるので、そういうことだと納得しておこう。
お風呂タイムでお困りの方は、ぜひサウナ対応お風呂メガネを使ってみてはどうだろう。
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