法隆寺の壁画が焼けた翌日、法隆寺法主が、黒こげの壁画の前で手を合わせている写真を見たことがあります。
なんともいえない、写真なのですが、信仰心とは、物ではなく、場であると確信しました。
法主の目に、焼けた壁画ではなく色鮮やかな壁画が写っている気がしたので。
作者からの返信
澄田こころ様 佐伯定胤さんのお写真かな……わたしもあの写真には衝撃を受けました。焼け落ちたお堂の中で背筋を伸ばして、そっと合掌されてるお姿の悲哀というか無念さというか、でもそんな中にも悟ったご様子……ただの絵画じゃなくて、その絵を含めた全体が信仰だったんだなあと。
敦煌はたしか中国の芸術家の人が、名誉と権威を捨てて一生を保護に費やしたと言われています。
そのかいあって、敦煌の芸術は守られました。
文化を保護する心、信仰の心、そのどちらも心からの行動こそ称賛されるべきなのでしょう。
作者からの返信
化け猫ニャン吉さま ほうほう、昔の中国にはそんな文化財保護に熱心な方がいらしたのですね( ..)φメモメモ
文化革命やらかしちゃった人たちに、ぜひ見習って欲しいです。
あ、私たちも見習わないとですね!