五月五日 こどもの日(端午の節句)

 ゴールデンウィーク最終日。

 昭和二十三年(一九四八年)に公布されると同時に国民の祝日となった。

 菖蒲しょうぶの季節でもあるため、菖蒲の節句ともいう。


 端午とは元来「五日」を指していた言葉だという。その、五が重なる日ということで、五月五日を「端午の節句」と呼ぶようになったんだとか。

 この日に菖蒲湯に浸かったり、ちまきや柏餅を食べるご家庭も多いことだろう。すべからく邪気が祓われるという。


 夏に向かって季節が移り始め、四月始まりの新年度疲れが一気に出てくる頃合いだ。ゆっくりと心身を休めて鋭気を養うには良い日だと、昔から考えられていたのだろう。

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