「牧場で育てている奴らと違って」
有罪出ましたー
良い奴であればあるほどknk貯金貯まるねぇ
あぁ、「これ」はダメだ。ジルくんがアルバーオーリルを殺す主因の1つとなる返答だ
彼は魔族にあるまじき優しさを持ったとても良い奴で、それでもこう育ってしまった部分で結局のところジルくんとは相容れないんだ。素質はあるだけによりやるせない……
いい魔族だなぁ
魔族にとって人は簡単に踏み潰せる蟻の様なものと考えれば家族が居ることに対してやり難いと思えるだけ善良だよな
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
おそらく魔族でも屈指の聖人です、アルバーオーリルくん……
そこは別物と見るのか…
別物というか、家畜と、子供がいる巣穴を背後に精一杯吠える野生種、どっちがシメやすいかって事ですかね
豚さんかわいそうって言いながらハンバーガーをパクつく子供を豚が許せるかと言ったら…
あれやっぱり禁忌貯金箱にもならない気がしてきたぞ
闇の輩死すべし!
…むしろ姉や弟分の方が…
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
まあ有り体に言っちゃうとそういうことですね。「いただきます」と食べる前に感謝しても、「感謝しなくていいから殺さないでほしいッス……」ってなると思うんですよね食われる側からしたら……
ジルくんが姉や弟分たちと仲良くなったら、なんか居た堪れなくなってknkポイントが上がるかもしれませんね!
いまいち旧市街の困窮のレベルがよく分からない。
最低限の生活保護はあるけど、働き口が少ないってだけなら、「多少は自給自足して生活しろよ。」で済む話だし、この世界ではそれが先進国の一般家庭レベルの生活水準なんじゃないかな。
半裸で狩猟採集生活してる他の蛮族なんかは、あんまり生活に金使わないだろうから、貧富の差はそれほど無さそうな気がするけど。
宴会で演奏してた人族の生活の描写とかがあると、もう少し客観的に比較できそうだけど、旧市街には住んでないのかな?
人族と魔族とか他種族とのハーフで、金も力も無い住民達がスラムに住んでる状況なら、もう少し深刻だろうし、二人がどんな反応するか気になるけど、ハーフとかは存在しない設定なのかな?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ぶっちゃけ、アルバーの言う困窮は、作中世界の最底辺に比べれば贅沢と言わざるを得ません。従騎士でさえあれば、1日おにぎり1個レベルではありますが、最低限の食い扶持は保証されていますし、生存も許されていますからね。
ただ魔族にとって、弱者として蔑まれる苦痛は、なまじ魔力が強いだけに呪詛となって我が身をも蝕むため、他種族に輪をかけて酷いという事情はあります。また、住宅環境やインフラなどのハード面は文明化しつつありますが、社会体制などのソフト面は部族社会を引きずっているため、持ち家を売却して別の場所で心機一転やり直したりだとか、再出発が難しくいつまでも悪循環から抜け出せないのが最大の問題なのかもしれません。
人族の楽団や、職人の末裔一族など、領内で暮らしてる高等技能奴隷みたいなのも書きたいんですが、なかなかタイミングが……。あと主人公的には助けられない、見ていることしかできない同胞ってのもキツいですね。基本的に彼らは、専用の居住区で管理されています。贅沢はできず、技能に劣る子は出荷されるんで、決して幸せとは言えない暮らしを送っていますが、衣食住には不便していないので最下級魔族よりかは安定しているやも……
ちなみに人族と魔族は交配可能ですが、滅多に子はできませんし、できたとしてもそんな惰弱な存在は許容されないので処分されます。結果として、魔族の多くは人族と交配可能であることさえ知りません。(そもそも惰弱な人族と交わる魔族が稀。ダイアギアスくらいのもん)
この最後に地雷踏んだ感……。
でも、結局答えの出ない問いでもあるけどね。今の主人公の立場を当てはめると、牛や鳥を食べるなとケンタッキーに殴り込むヴィーガンと変わらない。
家畜が現代社会で人間に転生して復讐する話とか、地味によくあるホラーじゃね?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「人族とか笑 アイツらは別に死んでもいいっしょ笑笑」とか言ってたらヤバかったんで最低最悪のパターンは回避できてますねアルバーくん。まあ最大級の地雷は踏まずに済んだってだけで、もう既に何個も起爆してるんスけど……。
屠殺された家畜が人に転生して復讐を誓っている、と我々視点で考えると、なかなか身につまされる思いですね……
アルバーが他の人型の生物、特に人族のことを「考えたこともなかった」というのは、アリストクラシー下の貴族と平民の関係での相互への意識に近いものを感じた。
確かアリストクラシー下では、例えば女性貴族が男性の平民に着替えを手伝わせても、互いになんとも思わなかったが、これは互いに同じ人間とは思わなかった(人と犬のように)ためと聞いたことがあり、アルバーの同陣営のことしか考えていなかった思考はある意味近いのではないか...
作者からの返信
コメントありがとうございます!
感覚としてはまさにそれですね。究極的には身内と余所者、同族とそれ以外と言いますか、そんな感じです……身内には優しい人も、その『外側』の存在にはどこまでも冷淡になれてしまう。そういう意味では「全員死ねばいいんじゃねえかな」というジルくんも、ヒトのことは言えないんですよね。
ヴィーネが可愛いw 夜エルフなのにそこら辺耐えられないのはどうなんだw
アルバー君は牧場以外で人族見る事はなかったでしょうからまあ仕方ないですね でも敵に同情し出したら戦死しちゃいます どうするんでしょうかね
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
ヴィーネ、夜エルフとは思えないくらいポンコツ……!! 唯一の戦闘シーンがファラヴギ戦で、主人公の盾になって黒焦げ瀕死だったんで強いイメージはありませんが、設定的にはメイドの中で一番強いんですよねコレでも。ヴィロッサが強すぎるんで目立ってませんが。
ちなみにアルバーくんは、子爵にまで出世してるので実戦経験ありです(前線で何人も殺してます)。ただ、前線の兵士は「「闇の輩に死を!!」」って大合唱しながら覚悟決めて突っ込んでくるような奴が多数なので、「可哀想な対象」ではなかったんです……
>違ったわ。魔族限定だわ。
この一言の空気の抜け感よ(笑)
氏は地の文で空気感というか状況を簡潔に表現されますよね。表現力高いなぁ。
これまで脳筋文化だった魔族が、暮らしの文化を得て次に達するのは精神的な文化だろうか。
精神的な成熟により知性・教養とともに自身以外への配慮が生まれた時、これまでの行動がどう思い起こされるのか。
アルバーオーリルの蒙は啓かれるのか。
今はモーモー言う牛食って幸せのおすそ分けが精一杯ですな(笑)
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
油断するとすぐ内容が暗くなりがちなので、隙あらば軽妙なノリで誤魔化そうとしております。クソ苦い薬の糖衣みたいな感じです。
タチが悪いことに、魔王国は勝ち戦続きなこともあって(上位魔族の)暮らしに戦いが融合している……! 精神的に成熟していると言えるのは、本当にごくごく一部の上位層だけですね。文化面に理解があっても根っこは蛮族ですが……
文明人「啓蒙が足りぬ」
魔族「モーモーが足りねえ! 肉もってこい肉!!」
編集済
ジルバ「貧しい魔族がいる事すら知らなかった。俺王子だし、5さいだし」
これで鼻でもほじりながら「肉が無いならお菓子食えばいいじゃない」とでも返せば、アルバーは晴れて獅子身中の虫だけどknkポイントは減ってしまうか…(悩)
人族は包んで持って帰れるBBQすら無いものなあ…更に、『牧場』を見て自分達と同じ生命と認識出来ない時点で、ジルバとアルバーの間には厳然と深い溝が存在してしまう訳で。
ヴィーネ以外の夜エルフメイドは肘サポーター装着してそう。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
城育ちの5歳の王子さまと考えたら、一般人の生活とか全然わかんないの当たり前なんスけどね……。
牧場の人族に関しては、『自分たちが育ててやってる』と考えてるフシもあるかもしれません。慈しむ対象であるという認識がなさそう。
ヴィーネ、ジルくんの夜エルフメイドの中ではトップクラスのフィジカルの持ち主なので、逆にその分みんな遠慮なくツッコミ入れてきそうですね。
埋められない認識の違い。
魔族では例外的なほど優しいアルバーオーリルでも、『牧場』の人族は知性ある隣人ではなく家畜の扱い。
これが一般魔族なら他種族、特に人族のことなんてどう扱うかと考えれば、融和や和平などは現段階ではまず無理ですね……。
アルバーくん視点では魔族の王子様に身の上話しただけなのが、なかなかの回避不能デストラップ。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
魔族の中でトップクラスで慈悲深いアルバーオーリルでさえ、これ……! ちょっと気が引けるなぁ(手は止めない)レベルなので、他の魔族らしい魔族はお察しです。
アルくんからしたら、「魚の養殖場に就職して、上司に『魚のこと可哀想とか思う?』と聞かれたかと思いきや、実は上司の前世が魚で人類への復讐を誓ってる」とかいう状況ですからね……想定外が過ぎる!
視点の違いで噛み合わないのがわかったな、ヨシ!
戦場で人族と関わってどうなるのかはわからないがわかるほど長生きできるかどうか。
まあなんにしろジルくんの野望が成就すれば老若男女問わず全魔族に実戦参加の権利と義務が無料で与えられること間違いなし!
機会ゲットでやったねアルバー!(本拠地まで攻め込まれてるともいう)
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
歩み寄りそうで歩み寄れない、明確な一線がそこには引かれていました……! ただそれでもなお、割と突き放して考えていたジルくんに対し、アルくんは限界まで寄り添おうという姿勢を見せていましたね……
まあ、戦場で手柄を立てたいのに参戦できないよう>< とか贅沢の極みですからね。
ジルくん「そんなに戦争がお望みなら与えてやるよ……」
主人公の人族の方が困窮してる!発言は納得できない。主人公は勇者だったから戦闘能力も高くて食糧面でもそれなりに恵まれてたはずだし、転生しても魔王子として裕福な暮らしをしてる上に戦闘能力も高くて色々と恵まれてる。こいつにそんなこと言う資格ないだろって思ってしまう。