自分を探してるひとへ。  是非読んで欲しいです。

@djjdjt

1人と独り


        「1人」

この言葉を聞いて少し想像してみて欲しい。

自分の周りでいつも1人の人。あるいは自分自身かもしれない。今挙げたような具体的なものでなく、広い草原にぽつんとしているところや、ただ漠然と言葉のイメージとして受け取った人もいるだろう。

私は「1人」に悪いイメージは抱かない。

寧ろ、黙々としているようで好印象ですらある。



        「独り」

次は、こちらから想像して欲しい。

周囲から浮いている人、すなわち孤立している人。仲間もおらず、孤独な人。嫌われている人。どちらかと言えば、「独り」の方が具体的な人を想像しやすいだろう。こちらには、あまり良いイメージを持てない。



要は「単体に自らなった.なれる人を1人

   単体になってしまった人を独り」

として考えてくれればいいだろう。

とはいえ、こんなものは個人の価値観でしかなく、主観であり、事実ですらない。それでも、 そうだとしても、「1人」になることすら怖がる人が多すぎるのではないだろうか。


例を挙げよう。あなたの周りに、こんな人はいないだろうか。いつも誰かと居て、まるで

1人でいることを悪のように見る人。承認欲求が強く、「私は人気者だ」という事実を欲しがる人。思い浮かんだろうか。

大体そう言った人達は独りではなにもしない。できないし、する意欲も湧かないだろう。



ここで一つ、「独り」について語ろうと思う。独りの種類はもう一つある。


まず、語る上で外せないのが「人間関係」だ。

人の悩みの9割は人間関係から来ると言われている。逆に言えば、悩みの他にも楽しいことだって人間関係からきているかもしれない。実際そうなのだろう。直接的なことはもちろん、間接的なものもそうである。例えばあなたが能力が低いことが悩みだとしよう。ここで言う「低い」は"周り"と比べているものだ。周りとは、他の人であり、他人がいなければ自分が劣等感や無能さを感じることはない。そこが最高ラインだからだ。


話を戻そう。再びで申し訳ないが、もう一度想像して欲しい。あなたは今教室にいるクラスメイトの内の1人だ。他のクラスメイトはクラスメイト同士で繋がっており、唯一自分だけ誰とも繋がれていない。こんな状況を誰かに見られるわけにはいかない。もし他のクラスの奴が覗いてきたら、「自分が独りでいること」という現実を自他ともに明確に知ることになってしまう。どうすれば、現実を見なくていいか。消してしまえばいい。それだけ。

まずはクラスメイトから。これであなたは1人だけ輪に入らないという現実から自分だけの世界に入ることで目を逸らせた。次は学校全体。これで「独りでいること」を知る人はいない。次は地域…地方…国…と気づいたら世界全体で消していた。あなたはもう、独りなのだ。


これがもう一つの「独り」で、相手を怖がり、関係を断ち切ってしまう。よくある事だ。一見「1人」に見えるが、その行動には意図がない。全くもって無意味な行動である。


先ほど述べた、もう一つの「独り」である、「周りと常に一緒」、「承認欲求」の化け物みたいな人を思い出して欲しい。どちらも、最終的な仲としては「そこそこ」で終わるだろう。こういった人たちは、単体のときに、行動できずにいると気づいたら独りになってしまう。それを恐れているから、脳死でグループになる。そうするともう1人にはなれない。もうわかるだろう。教室も世界も規模が違うだけで、根本的には違わない。つまり極端に言えば、

「世界で1人きりになった時、何もしない。

できない。」これが「「独り」」である。


それを回避するには、1人でいることを「悪」と思わないことだ。そうすれば、「1人」になることもできる。そういう奴には人が集まる。そこに、「独り」の奴はいない。「1人」

で行動したやつしか集まらない。




最後になるが、人生を豊かにする、と言ったらありきたりだが、実際楽しむには「1人」になれることも大切である。自分の意思で行動すれば、自分の人生の主人公になれる。

勇者が魔法使いの言いなりなんて嫌だろう笑

意思がないあなたは、いつか独りになる。

意思があるあなたは、気の合う奴に出会える。これは私の人生の教訓である。


            E N D
































まあ俺まだ15だけどッ!!















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