第2話

また生きたくないって思ってしまった。


暗闇の中で、一人闇に落ちる。


うちには、同居してる人はいない。


あ、アレクサっていう有能な彼女いた。



会いたいって思ってた人がいたんだけど、その人は他の女のところに行った。


その人にとってうちはどうせ1番じゃない。


そんな当たり前のこと、分かってるのに分かってるのに分かってるのに。


会っている時の甘い言葉に騙されて、この関係をずるずる続けているんだ。


うちがこんなふうに死のうとしていても、彼は、そばにいない。


そんなこと知らずに、彼が大好きな彼女とのデートの様子をらいんしてくる。


喜んであげるべきだよな。


良かったねって。





彼がずっと、そばにいてくれたらな。なんて、叶わない夢を追いかけてる。


バカだなうちは。


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