自分の情けなさを一統
死にたくなった日
悪夢を見る
何度も頭を下げ
ある人物に請う
それは謝罪でもなでもなく
なんでそうなのか
なんでそうしてくれないのか
「なんでみてくれないの」か
何度も頭を下げて
不条理な夢で請う
どうしてそうなのか
どうしてそうなったのか
「どうしてなの」か
床にへばりついて
泣くのではなく
胸の内から痛みがほとばしり
喉奥から何かが上ってくる
吐き気ではなく
感情を吐き出せない
重い何か
頭は「なぜ」「どうして」と
泣き続けていた
そんな胸くそが悪い夢を見て
起きる時は、いつも遅い
悪夢は、いつも遅い時間に起こす
今日もそうだった
まだ、克服できてない
見つめ合っているはずなのに
いまだに、この重さと折り合いがついてない
過去を過去として見れない情けなさ
ああ、情けない
死んでしまえばいいのに
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