今では恥ずかしいオタ活

@gh0st

第1話

青春をオタ活に使ってしまった恥ずかしい話。

小学生高学年の頃、ボーカロイドを知ったことから始まった。当時pspのボーカロイド音ゲーを初めてプレイしてから虜になり、ひたすらやった。

それからネット環境を自由に使えるようになり、深夜アニメにどっぷりとハマっていってしまった。典型的なオタクキッズである。

ラノベ原作のアニメを見漁り、萌えアニメも見漁った。そして思春期の子供にありがちな中二病全開の漫画やぼっち主人公の作品が好みだった。アニメオタクになった人はほぼ通ると思うのだが、声優オタクにも片足を突っ込んでいた。

校則が緩めだったのでもちろん典型的なオタクキッズの私はアニメグッズをカバン、筆箱、クリアファイル、下敷きなどちりばめ、部屋もアニメグッズで埋め尽くす勢いだった。

学校でもオタク仲間が増え、その季節のクールのアニメを語り合い、グッズを買いに行ったりした。

今思うと、側からみれば痛いやつでしかないけれど、当時は好きなものに夢中になっていてとても楽しい青春だったと思っている。

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