第46話 チビ猫の仲間入り2 育児期間ですから

チビ猫の態度が非常に悪い事が判った所で、改めて質問。

「チビ猫を、どう思っていますか?」


姉1<あの子、人(猫)の話を聞きゃしない。

   まだ育児期間だからいいけど・・・そうね、生後7か月?

   生後6カ月になっても、今のまま態度が変わらなければ、

   流血するわよ。

   同じ室内にいたら、私の視界に入ったら、追いつめる。

   ベッドから一歩も動かないよう、目を潰すか。

   だから、部屋を別にして>


姉1、ホントに襲うだろな。マジで危ない(-_-;)


姉2<まだ噛まれても流血してないから、耐えてるけどぉ。

   歯で穴が開いて血が出たら、ただじゃおかない。

   育児期間だから、耐えてるけどぉおおお。

   

   私(姉2)が家に来た頃、ヤンチャで姉1に絡んでたの。

   でね、姉1が言うのよ。

   「あの頃、私(姉1)は噛まれても、かなり我慢してやってた。

    今のチビ猫は、昔の姉2と同じだ。

    だから、チビ猫に噛まれても我慢して(仕返ししないで)

    当時の私(姉1)の痛みを思い知れ」って。

  

   私は姉1には、従うわ。猫の器が違うもん。逆らわないわよ。

   あの子はねぇ・・・育児期間は我慢するけどぉおおお。

   部屋を別々にして。仲良くは無理だよ。敵意飛ばしてくる。>


姉猫ズ、静かに激し~~~~くキレてました。

姉2も、姉1の命令で、反撃せずに噛まれるままに我慢しているが、

育児期間終了までに性格が変わらなければ、容赦しないと断言。


チビ猫は、このままでは危ない。

まずは、チビ猫が1匹だけで保護された理由を、聞いてみる。

「チビ猫ちゃん、倉庫に1匹だけいたのは、なぜ?」


チビ猫<私は、何度も何度も、お母さん猫の身体で押しつぶされて

    死にそうになった。それでも死ななかったら、

    お前なんか、いらない。ついてくるな!って、

    兄猫に足で踏まれて、倉庫に置き去りにされた。

    だから、大人の猫なんか、大嫌いよおおーーーー!!!>


判った。コレか。<踏まれる>がトラウマか。大変だったね。

踏まれるのが怖くて、先に攻撃していたんだな。

よし、ここで提案!

「チビ猫ちゃん、キャットケージに入る気はないかな?」

(頭の中で、キャットケージを思い浮かべて、チビ猫に送る)


チビ猫<!!!!!!!

    あたし、入るーーーー!!!!>

                     続く

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