第7話 マッサージ その1

 また月日が経ち、妹がお小遣いを要求するので、今度は頭を撫でてもらうことにした。

 

 俺は妹に抱き着き、頭を撫でてもらう。


 たわわな胸の感触と華奢な女の子の手で、撫でられるのはとてもいいものだ。


 彼女の後ろに回した手でお尻をさわさわ。


 「今日のお兄ちゃん……いやらしい」


 「別に俺はいつもこんな感じだぞ……」


 「むぅう……」


 彼女はむくれながらも頭を撫で続ける。


 いつものようにお金をもらった後、彼女はため息を吐く。


 「どうした?そんなにいやか?」


 「ううん、そうじゃなくて、最近肩こりがひどいんだよね」


 「そうか、まぁ今は俺のことをマッサージしてくれるか?」

 

 「うん」


 そうして俺は彼女に肩たたきサービスもさらにやってもらう。


 「どう?」


 「だいぶいい感じだ」


 「……そっか」


 にへへと笑う妹は可愛らしい。


 「今度、俺がマッサージしてやろう」


 「……ん、あんまり変なとこ触っちゃだめだよ?」


 「わかってるよ」


  そうして彼女はまたガチャを回す。


 

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