DX3rdオリジナルステージ「異界探訪記-Exploration of the Other World-」
@kikaze666
異界探索のしおり「はじめに」
「異界探訪記」は、基本ステージの世界から約10年後の日本。
以前より、オーヴァードに限らず様々な人々が「異界」の存在を提唱してきた。
異界への転生、トラベルを題材としたサブカルチャーも流行し、「異界」の存在は長らく人々の憧れであった。
RW追加サプリ「カッティングエッジ」において存在が記された「異界来訪者」では、「マルチバース」が開発した「バースゲート」で以て”異世界から英雄を呼び寄せる”ことが可能とされている。
しかしそれも”異なる世界”の話。
我々にとって長らくは、その存在は別次元のものであったのだ。
□世界の「狭間」
室戸に程近い、土佐湾に隣接した架空の都市が「異界探索」の舞台となる。
元々自然豊かな町であったが、「異界探索計画」が発足してからというものの、UGNの施設をはじめ、学校や商業施設が建ち並ぶ小規模な都市となった。
この都市においても、UGN、FH、ゼノス等、基本ステージに存在した殆どの組織は形態を変えることなく存在している。
しかし10年の時を経て、この迫間市では基本ステージでオーヴァードを取り巻くこの3つの組織に加え、新たな組織が名を上げた。
それが「AWE」だ。
□第四の勢力
「AWE-アウェイ-(Another World Exploration)」は民間の企業から発足した「異界研究」専門の組織だ。
彼らが最初に「異界」の存在について声を上げ、異界の知識を得ることが今後我々の発展に役立つとして、異界の探索へ乗り出した。
現在はUGN、FH、ゼノス、それぞれの組織が異なるスタンスで関わっており、中でもUGNはスポンサーとして大きく関わっている。
迫間市にはUGN支部が存在し、AWE本部と共同して「異界探索隊」通称”チドリ”の育成等に力を入れている。
地域の学校も含め、市全体で「計画」に対する協力体制をとっており、この市内に限り非オーヴァードに対してもオーヴァードの存在が公表されている。
「AWE計画」のことも公になってはいるが、厳しい情報統制により外部に漏らされることはない。迫間市に住む非オーヴァードは、家族がオーヴァードとなってしまった等、AWE計画に関わるオーヴァードの関係者が多数を占めている。
尚、「異界への接続方法」は各組織には明かされておらず、AWEのみが保持する最重要機密とされ、本部の数名の研究員しか知らない情報だ。
各組織の牽制、AWE独自の戦闘部隊の存在等から、「異界への接続方法」を盗み出したり、奪おうと行動する影は今の所無い。
□来訪者
AWEが異界への進出を可能にし、異界探索を進める中、”異界から”訪れる者もいる。
迫間市では数年前から不可解なバースゲートが多く確認されており、異界からやってきた”異界人”が都市を襲撃することもあるようだ。
そうなった時に都市をはじめ、都市に住む人々を守るのは、UGN、そしてAWEが受け持つ戦闘部隊の仕事になっている。
迷い込んだ異界人がAWEに所属しているという噂もある。
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