異世界転生,,,,,したかったなぁ

@Sora_1058

第1話『異世界転生』

ぼくの名前は神崎シズク。

こんな名前でも性別は男だ。

こんなにもかわいらしい名前なのでよくトモダチにからかわれる。

突然だがぼくの趣味は異世界転生もののライトノベルを読むことだ。

今日も今日とてラノベを部屋で読んでいると急に部屋のドアが開いた。

「シズク――――!遊びに来たよ――!」

このとっっってつもなく元気な輩は,,,ってぅおい!

「キサマぁ!人のベッドを侵略するな!」

「イーじゃん×2

 あ、そっかー!シズクも年頃の男の子だから!こんなに可愛い女の子がいたら照れ

 ちゃうのか―!」

この自称可愛いむかつく系女子はぼくの幼馴染の星野リアである。

「ねぇ~、買い物つきあってよ。」

「断る!どうせ荷物持ちだ。」

「お昼奢ってあげる」

「よし行こう!さあ行こう!」

こうしてぼくらは買い物(荷物持ち)及びお昼を食べに出かけるのであった。


「どこで飯食うんだ?」

「んーとね~」

などと雑談していると急に背中が熱くなった。

後ろに振り向くと誰かがぼくのすぐ後ろにいて、その人のもってる包丁らしきものがぼくの背中に深々と突き刺さっていた。

瞬間、走る激痛。

そして周りから聞こえてくる絶叫。

力なく崩れ落ちる自分の体。

「*****!*****!」

リアが何かを叫んでいる。

なにも聞こえない。

だんだん意識が落ちてくる。

そして、そして、そして,,,,,


そこでぼくの意識が戻る。

深呼吸をして辺りを見渡してみる。

確か繁華街で刺されたはずなのに今は森のど真ん中。

上を見ればドラゴンらしきなにかが飛んでいる。

そして人が飛んでいる。

これって、まさか、

「異世界転生!!??」




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