第七章の③:歩く歩くひたすら歩く
歩く
とにかく歩く
ひたすら歩く
とことん歩く
ここ数か月ピクミンbloomを始めて、お散歩癖に拍車がかかっている。
元々ポケモンGOで歩き倒していたのだが、ピクミンまでハマってしまってさぁ大変。
レベルも60超えて、更にひたすら歩く。
折角なので、ただ歩くだけでなく目的を持って歩いてみた。
ピクミンbloomの特徴として、アプリを始めたばかりの時にライフログの地図は真っ白に覆われているが、歩いていくたびにその白い(雲?)部分が晴れていく。
これを利用して、ひたすら歩いて白い部分を消していこうという試みだ。
んで、とりあえず何を考えたかと言うと・・・
『電車の線路に沿ってひたすら歩いてみよう。』
とりあえず私は神戸に住んでいるので、阪急・阪神・JRと3路線がある。
これの沿線をひたすら歩いてみよう!と馬鹿なことを思い立った。
ではどこから始めるか?
阪急と阪神は、新開地駅から始めることにした。
阪急の神戸側終点であり、阪神電車も来ているのでわかりやすかったので。
JRは新開地駅からほど近い神戸駅から始めることにした。
目的地は・・・阪急と阪神はそれぞれ梅田駅、JRは大阪駅まで歩いてみる!と意気込んでみた。
んで、現在すべて達成した挙句に現在は大阪環状線を一回りしようと、大阪~西九条~天王寺までは達成してしまった(-_-;)
当然一日でできるわけもなく何日もかかってやったわけだが、その道中に色々見て回った。
元々スーパーやホームセンターと言った量販店めぐりが趣味なので、道中で見つけるととりあえず飛び込んでみた。
特にスーパーマーケットが面白い。
普通に利用するだけなら食品や日用品が並んでいるだけなのだが、山積み商品や催事(特売なんかの事です)の売り場を見てみると、その店ごとの特性が丸わかりになる。
お年寄りの多い地域であれば、和菓子の大量陳列であったり、和食中心のお惣菜や加工品の特売であったり、若い世代が多いエリアであればがっつりしたお弁当が特設売り場を作っていたり、オフィスが近ければ電子レンジが複数台あったり、学生が多いエリアであれば文房具の売り場が若干広めであったりと様々である。
無論、基本的な定番売り場と言うものがチェーンストアであれば当たり前にあるのだが、それ以外の特設コーナーなどでは地域の客層に合わせた商品展開をしているので、それを見るだけでも大体の客層がわかるし来店しているお客さんを観察すると年齢層や服装などから周辺の客層の予測が大体できてしまう。
非常に面白いのだが、多分おっさんがスーパーの中で人間観察していたら不審者であることには間違いないだろうなぁ(笑)
ただ、趣味という事でご勘弁。
店の観察だけでなく、街並みの観察も面白い。
大通り沿いや大きな駅のショッピングモールも少し駅から離れれば下町であったり、工場地帯であったりと様々な顔を持つ。
特に大阪市内と兵庫の阪神沿線は綺麗に作られた町に下町や工場地帯が隣接していたりと目まぐるしく風景が変わると言っても過言ではなく、歩いていても全く飽きない。
ただ、寒い。
これが夏になれば暑すぎるので到底こんなことはできないだろうが、まだ寒いだけなのでひたすら歩き続ければよいのでやりやすい。
多分春までなんだろうけど、それまでには仕事見つけたい(-_-;)
それはさておき。
とにかく街並みと言うのは目まぐるしく良く顔を変える。
昭和の風情が多分に残る住宅街が大通りや線路を一本挟めば巨大なショッピングモールであったり、再開発された綺麗な街並であったりする。
特に驚いたのが大阪環状線の弁天町から大正に向かって環状線沿いを歩いて、突如大阪ドームが出てきた時だった。
『入居者募集』と言うような札がずらっと貼られた細い路地にある長屋の通りを抜けて、工場や住宅街を抜け尻無川沿いに北上すると突如大阪ドームときれいな街並が現れる。遠くには巨大ホームセンターの看板もあり、一瞬で違う街に来たのかと錯覚するくらいの変貌ぶりであった。
そして、環状線を大阪ドームから大正に向かうとまたもや下町風情が周囲を覆いつくす。
全然飽きが来ない。
ただ歩くだけだが、周りも見て歩くと色んなものが見えてくる。メジロが飛び交い、梅が咲き、立春が過ぎた今春が近い事を五感で感じさせてくれる。
まぁ仕事が決まらないのは問題だが決まるまではひたすら歩いてみるか・・・
知らなかった大阪と兵庫の顔を再就職までにしっかり見ておこう。
では。
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