第四章の②:まだ変なもんあったわ
出て来た・・・売れば二束三文なのに買ったときは高かったのが工具類。
私自身が工具マニアと言うか、工具類が大好きなのでちょいちょい買ってしまう。
特に新潟県三条の工具類は質が良いので、同じソケットレンチのセットが何故かセット私の部屋にある。
まぁ、理由としては自分使い用、家族使い用、業務車搭載用・・・と分けて買ってしまったという事もあるが。
他に珍しいのが、専用ねじを回すためのドライバセット。
インパクトやドリルドライバのように先端を取り換えて手回しで回すタイプの小さな工具だが、大きなねじから小さなねじ、携帯電話の分解もできるねじなど様々なアタッチメントがあるので結構長い年月愛用している一品である。
これはたぶんそこまで高くはないだろうが、それでも購入したときは何千円か払っているはず・・・
あとは、一般家庭でほとんど使わないであろうドリルドライバ用のコンクリートドリル刃やら、業務用のドライバ用ソケット・アタッチメントセット、そして故障したので廃棄してしまったが電動丸鋸等々・・・
余り最近は買っていないのかと言うとそうでもなくて、先日ようやく私の自室にロールスクリーンのカーテンを取り付けたのだが、取り付ける際にねじをインパクトで回していたらねじ頭がつぶれてしまい、慌てて近所のホームセンターにレスキューグッズを買いに行った。
どうやらネットでは薄いゴムを挟んで回すとよいらしいと書いてあったので、幅広のゴムバンドとつぶれたねじ用の電動ドリルアタッチメント購入。
このアタッチメント、つぶれたねじ頭の真ん中に新たにねじの溝を切って、取り出せるようにしてしまおうという代物で、これは便利と購入してみたが・・・結局1個当たり100円ぐらいのゴムバンドでレスキューされてしまい、2000円近くしたアタッチメントは開封もせず道具箱に直行することになった。
こんなことをしているから見たこともない工具がどんどん在庫になっていくのだろう・・・
ちょっと整理しただけでも、厚手の鋼管をカットできるパイプカッター、ピアノ線もカットできるワイヤーカッター、なんかよくわからないペンチやレンチ、ねじ類に至っては犬小屋の10や20なら即組み立てられそうなほどの大小さまざまなねじが出て来た。
いい加減捨てなくてはと思いながら、使えるものなのでそっとしまって工具箱にふたをした。
今後はもっとしっかり考えて購入していこう。
そして、今回色々家の中を見直しているうちに出て来たのが、防災備品の山。
先だって、私がサバゲをやっていたことは書いていたが、その関係で英国陸軍放出品の背嚢(バックパック)を購入していた。
以前から防災備品はリュックサックに入れて保管していたのだが、今回備品の整備と点検でバックパックに再格納しなおすことにした。
そしたら、色々出て来た。
モンベルの合羽。これだけならまだいいのだが、私用だけで合羽が5着。
十徳ナイフが5本、応急セットの包帯や薬品も色々出て来た。
消毒用のオキシドールなどは2012年に期限が切れていた物をそのまま放置していたのでさすがに廃棄。後日購入することとした。
それと、ラジオ。カード型やハンディタイプ等4つくらい。
・・・私の体は一つしかないはずなのだが・・・
流石に防災品で品質の劣化がないもので余剰があるものは家族用に回すことにした。ここでも、乾電池で動く一部の備品が液漏れを起こしていたりで廃棄せざるを得ないものがあったが。
いずれにせよ、ぐうたらやる気を引きずり出しながら片づけたおかげで、私の居住スペースは何とか人が生活できるレベルまで回復した。
後は、ぼろになっている家具類を購入しなおしてほぼ完了だろうか。
散らかったロフトはいずれ何とかしよう。
それにしても、いくら綺麗とは言っても10年も同じ家で暮らしていればいろんなところにガタが来るし、しまい込んだまま忘却のゴミ箱に放り込んでしまった道具類と言うのはいくらでも出てくるものだ。
肩たたきマシーンなども出て来たが、いつ購入したやら記憶にさっぱりない。もしかすると妻が購入したのかもしれないが。
なぜこんなものを購入したのだろうかと言うものもぽろぽろ出て来た。
その一つがマニキュア用の除光液。
無論私はマニキュアなどしないし、そもそもおしゃれとは無縁のごついおっさんである。しかも白髪交じりで40を過ぎている。
こんなおっさんがマニキュアを塗っている姿など想像もしたくないだろうが想像させるために一文書いておく。
この瓶、相当古びているので大昔に購入したのであろうがさっぱりわからない。
妻はマニキュアをしないので妻のものでもない。そもそも私の部屋から転がり出て来たものである。
中身が半分以下になっているのは自然に揮発したのだろうか?使った覚えや購入した覚えがないものが出てきてしかも使用感あふれていると流石に頭をひねりたくなる。多分、何かのペイントを落とすために購入したのだろう。うん、そうに違いない。
と言うわけで、なんかよくわからないまま今回も終わらせてしまいます。
また続きを見たい方はどうぞ次回を・・・
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