第三章の⑫:私が転職書類づくりで注意していること2

前回からの続きです。

また手書き履歴書の話ですが、今の履歴書もメールアドレスを書く欄を設けている書式は余りないように思いますが、もし設けてある書式なら必ず楷書でしっかりと一文字ずつ記入していきましょう。

漢字やひらがな、カタカナと違って、アルファベットは意外と読み間違えやすい可能性があります。面倒でも、アドレスの文字数に合わせて罫線を鉛筆で薄く引いて一文字ずつ書き込みする方がよいかもしれません。

また、ネットでダウンロードするテンプレートにもメールアドレス記入欄があるものはあまり見かけませんが、この場合は作ってしまっても大丈夫です。

履歴書は一応フォーマットもありますが、企業側としてはそこまで定型にこだわらない場合も多くあります。

無論、標準的な書式から大幅に逸脱してしまうとよくないですが、メールアドレス記入欄を加工して作成してしまうのは問題ございません。

寧ろ、テンプレートを使用するメリットは加工ができるという部分にもあるので、自分流にカスタマイズしたものを使ってもよいと思います。


そして、最後にですが・・・空欄をなるべく作らないことですかね。

職歴や学歴欄については、当然数行もあれば書ききってしまうという方が大半でしょうが、そちらの場合は「以上」等と最後の行に記入して以下余白でも構いません。

大事なのは連絡先です。履歴書には、基本の住所・電話番号と連絡先を別途希望する場合は記入とされている緊急連絡先記入欄のようなものがありますが、ここは空欄にしておくよりは、例えば連絡先住所が現住所と同じであれば「上記に同じ」「同上」と言うように書き加えておくとよいかもしれません。


次に職務経歴書の書き方なのですが、これはほとんど④と⑤で基本の書き方は書いたのであまり意味がないかもしれませんが・・・

私が注意しているポイントだけでも書いておきます。

私が必ず職務経歴書にしている事、それは履歴書と同じく押印です。

どこに押印しているかと言うと、書類の右上名前の後ろに押印しています。

私流の書き方ですが、職務経歴書は最初に「株式会社** 人事部御中」等と書いてから始まりますが、その次に、少し行をずらして「1行目:**年*月*日現在 2行目:名前 3行目:連絡先電話番号」を記入しています。

その2行目の名前の後に押印しています。

この押印と言う作業に関しては、「この書類はきちんとした書類です、間違いございません」と言う意味合いを持たせるものであり、これに関しては履歴書への押印も同じような意味合いを持たせる意思表明と考えて良いです。

これがあると、文書の最初が引き締まり見る人にとって正式な文書と言う印象を持たせることが可能となります。

職務経歴書の押印については、履歴書と違って必ずやっておいた方がよいと思います。

また、職務経歴書を記入する際に、時系列で記入していくようにと以前書きましたが、その際の年の書き方については元号・西暦どちらでも大丈夫です。

寧ろ、西暦で書いてその後元号を括弧書きにする方がわかりやすくなるかもしれません。(20**年(平成**年)**月と言うように)

ただ、この場合も表記の方法は西暦を主にするか、元号を主にするかどちらかで統一しておいてください。基本のポイントですが、意外とうっかり間違えやすく元号と西暦がごっちゃになりやすいので。

特に、書類作成に疲れて来ると細かいミスをしやすいので注意しましょう。


そして、何より私が注意しているポイントですが、多分これが一番大事です。


「必ず印刷して、目視でチェックを行い誤字脱字がないか確認すること」


この駄文も書いて後悔する前に一応は見ていますが、それでも後から間違い(誤字脱字)が見つかることも多数あります。

これは実際に提出する履歴書・職務経歴書でも同じでどんなにチェックをしても提出した後にわずかなミスが見つかることがありますので、「必ずミスはあるし、提出した書類には私も気づかない間違いがある」の気持ちで、絶対に印刷して色ペンで誤字脱字をチェックしていきましょう。

そして、間違いを修正する際にはまずまとめて修正するのではなく、印刷した紙をチェックして間違いを見つけたら、元のファイルを開いて一か所ずつチェック・修正して、修正した箇所には違う色のペンで印をつけて修正済みであることを確認するようにしましょう。全部まとめて修正しようとすると見落としがあったり、新たなミスを誘発する可能性があります。

そして、全部のチェックが終わったらファイル名を変えて(例えば「ファイル名.doc」であれば「ファイル名+.doc」のように)変更前と変更後のファイルがわかるようにする。(変更前のファイルは最終完成後破棄して大丈夫です)

そして、もう一度変更後のファイルを印刷して再度同じように誤字脱字をチェックする。

こうすると一度目で見つからなかったミスが見つかったりしますので、これを繰り返してミスが見つからなくなるまで行います。

これでほぼ完ぺきに書類作成の誤字脱字はなくすことが可能なはずです。


それでも100%ではなく、提出後に間違いが見つかる可能性があります。

まぁ、それで落とすような企業であればそれまでと思って次に行くしかないですが、運よく書類審査に通って面接などに進んだ場合、誤字脱字が気にかかっていると思わぬところでメンタルの均衡を欠いたりしますので、修正したファイルを最後に作成・印刷・押印までしておき、面接のときに必要そうであれば提出して「誤字がありました」と潔く謝るくらいでよいかもしれません。そのぐらい堂々としていたほうが逆に面接で印象がよい場合もあるので・・・


さて、またもやダラダラと書いてしまいました。転職講座はもう飽きたという声も聞こえてきそうなので、そろそろ終わりにして第4章を書いてみます。

第4章は、またもだらだら駄文の書き散らかしで色々徒然なるままに書いてまいりますので、とりあえずお付き合いいただければ幸いです。

それでは、専業主夫の日常へ戻ります・・・次回へ。

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