落ちこぼれ高校生と異世界美少女

JoJo

プロローグ

 学校の教室には春の暖かい風が窓から入り込む。学生達は平凡な毎日を過ごし、卒業後は一般企業に就職か大学、専門学校に進学したりとありふれた人生を歩むはずだった。


 2015年の春、神様のいたずらなのか手違いなのかは不明だが東京都内の高校の一つの教室に魔法陣のようなものが張り巡り、教室は数秒程度魔法陣から赤い光がピカッと閃光手榴弾のように激しく光る。


 激しい光に包まれた教師と生徒達は眩しさのあまり、両手で顔を庇い、目を強く閉じる。


 数秒程度、激しい光に包まれた教室は再び色を取り戻した後、そこには誰もいなかった。残っていたのは机に椅子、教室の備品のみだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る