『エスパー魔美』のお父さんが言っていた台詞がある。「彼に批評の権利があれば、僕にだって怒る権利がある」プリプリ怒りながらお父さんは続けた。「こきおろされるのが嫌なら、誰にも見せないことだ」創作活動をしていて、自分の作品を表に出さないことよくあることで、その理由は様々だけど、世に出た作品よりも圧倒的に多いものだと思う。この物語は、とある悲しい理由で世に出なかった創作作品をどう取り扱うのか。考えさせられるストーリーになっている。創作活動をしているなら、読んでおくべき一編です。