いずも様
『100日後に埋もれる物語』と言う題名が切ないです。
漫画も小説も栄枯盛衰ありますし、アンチなどに責められることもありますよね。
でも主人公のように、やりたいこと、やるべきことを淡々とこなしていくのは、胆力のいることだと思いました。
お互いに作品のことを語り合える仲間がいるのは嬉しいことですね。
そんな彼の早すぎる死。
終わらない物語の結末を考えることはロマンを感じることだとも思いました。
作者からの返信
100日後~というのは皆様御存知の某作品を真似ています。
実際には75日後くらいでしょうか、人の噂というのは。
我々が何十時間もかけて書いている作品も、消費される時は数分、よくて数時間の刹那なんですよね。
その僅かな時間で如何に相手に爪痕を残すか。
全てはその一瞬のための下準備です。
主人公のように実行するのは、実際にはとても難しいでしょうね。
もともと神話や昔話などは多くの人の手を経て紡がれているので、著作権を明確にする近代の創作手法の方が、創作の本筋から外れているのではと個人的には思います。
作者からの返信
物語というのは口承で人から人へと紡がれ、同じ物語でもその人だけの内容になるわけで、確かに明確な著作権を主張するのもおかしな話ですね。
デジタルな時代の今、再びその辺の線引が曖昧になっているような気がしなくでもないです。
自分は全く同じ関係性で、世界でたったひとりの小説家の同志がいる。
「自分が先に死んだら君に取り憑いて続きを書かせてもらう」と常々言っているが、この物語を読んで気付いた!
遺言状を作って、相手に諸々伝えて(託して)おいたほうがいいのかもしれない。と。
あとは、生きてるうちに、きりのいいとこまで段階的に書ききっておく!
そうすりゃ、作家としての人生の心残りを段階的に精算できるからね。
ある程度は生きてるうちに自分で何とかしてやる!停滞してる暇はない!
死後の相手にはわずかだけ期待する程度にしとかんとな!
うん、生きてる今のうちに頑張って更新しよ。
やる気補充出来ました!感謝!!
作者からの返信
同士がいると言うのは他に代えがたい大変素晴らしいことです。
自分の作品をその人に預けても良いと思えるほどであればなおさら。
この作品で頑張ろうという気になっていただけたのなら嬉しいです。
もしも、僕が。
もしも、いなくなってしまった作者だったら。
もしも、作者である友人を失ったら。
もしも、埋もれかけている友人の遺作を見つけたら。
もしも、その結末を知っているのが自分だけだったら。
もしも、炎上したら。
考えさせられる物語です。
もしも、僕だったら。どうしようかな。悩んでしまうなー、これは。
作者からの返信
これはフィクションなので、日の目を浴びない漫画家や道半ばで逝ってしまった同級生など存在しないのですが。
もしかしたら違う未来が皆それぞれにあっただろうし、でも今が選び取られた現実なのだから、その中でもがき続けるしか無いんですよね。
個人的には手塚治虫の絶筆となった作品の結末を自分だけが知ることになったら…みたいなテーマで長編書いてみたいですけどね。
宮沢賢治の銀河鉄道の夜も、完結してなくて、
ラスト部分は別の人が書いたって、後書きで読んだ気がします。
それに小説を漫画にするには、莫大な情報を絵として補わなくてはならい。
原作があるから、パクリと言われるのは心外だな。
縁もゆかりもない訳でなく、プロットから知ってる訳だし。
未完の結末も知ってる訳だし。
ネット上で無責任に騒いで遊びたい輩は、困ったもんだな。
作者からの返信
個人的にはマルチエンディングに賛成なので、誰が作ったかは重視せず物語の結末を色々と想像できる方が好みですね。
とはいえ商業的にはネームバリューが大きく占めますし、さらにラノベは絵師ガチャなんて言われるほど中身は重視されず…。
考えれば考えるほど名声というのは虚構だなと思えてしまうわけで、その結果が別の作品に思いっきり現れてますね。
読み合い企画に参加、ありがとうございます。
何を描いたかではなく、誰が描いたかで批判する。
……頭悪すぎるけど、よくある話ですよねぇ。
変形で
「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」で批判する。
まあ、冷めた目で見れば「そりゃあんた、自分に理が無いって認めているのと一緒では?」「だって論理で反論して無いじゃん」
なんですけど。
そう言う言葉は、デカイ声で掻き消されてしまう。
これも、よくある事……
面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
我々は目の前の情報を信じて、それが正しいものとして行動するのですが、同調圧力や声の大きなマイノリティによってその正しさすら確証が持てなくなってしまう弱い生き物なんでしょうね。
仕方のないことかもしれませんが、せめて間違っていると思うことに加担することはしないように心がけたいものです。