詫び石10つ目【ステータス・オープン 後編】
今までのあらすじ……ステータス・オープン!!(タイトルの読み方は『じゅっつめ』です)
◇
あの時点でも十分長いと思ったが、俺のステータスはまだまだ続きがあるらしい。
「どうなってるんだ、このガキ……!?」
物理防御:S
魔法防御:S
物理攻撃力:S
魔法攻撃力:S
素早さ:S
回避率:A
命中率:S
幸運:SSS
忍耐力:S
生命力:S
運命力:S
金銭感覚:B
話術:A
交渉術:B
カリスマ性:S
ボケ:S
ツッコミ:B
新陳代謝:S
愛情:SSS
視力:1.6
握力:60
聴力:A
(なにこれ……)
「まだあるぞ!!」
・取得アビリティ
剣術 Lv999
格闘 Lv999
弓術 Lv999
槍兵 Lv999
魔術 Lv999
馬術 Lv999
暗殺 Lv999
召喚 Lv999
銃撃 Lv999
合成 Lv999
分解 Lv999
修理 Lv999
手当 Lv999
免疫 Lv999
慈愛 Lv999
礼儀 Lv865
石拾 Lv999
(いつ終わるんだ……?)
取得攻撃技:すべて
取得魔法技:すべて
精霊の加護:Lv999
女神の加護:Lv999
蘇生力:Lv999
再生力:Lv999
強化成功率:Lv999
「あのっ!!」
「な、なんだ!!」
「ステータスウィンドウが邪魔なのでこの辺で終わらせてもらえないでしょうか!!」
俺が片手を上げてそう提案すると、団長は「それもそうだな……」と頷き鑑定士に可視化魔法の解除を命じた。
そして咳払いをすると、改まったようにこちらへ向き直る。
「おい、ガキ……いや、ムラビト」
それ名前じゃないです、とは言えなかった。
だって「村人以外にどう呼ばれたいのか」と聞かれたら何も答えられないんだもん。
「お前の実力を侮っていた……悪かったな」
「わかればいいんですよ」
「調子に乗るなよ」
先ほどまで女性団員にもらったプリンを食べていたルロちゃんは、俺たちの様子に気がつくと慌てたようにこちらへ駆け寄り、俺と同じように腕を組んで胸を張る。可愛い。
「ギルドへの入団を認めよう。ようこそ」
「ありがとうございます! よろしくな!」
「急に馴れ馴れしいなお前」
色々ありすぎたが、俺達はなんとか団長とその他ギルドメンバーに認められ入団に成功した。
「……ふーん。面白いじゃん、あいつ」
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