小ネタ7 (ギャグマンガ日和パロ:ビーストマスター ギルドナ ~誤植編~)

※ ギルドナ様の戦闘ボイスを聞いてから、お読み頂ければ幸いです。

※ フォントサイズ(中)以下でお読みください。また、スマートフォンでご覧になる場合は、スマホを回転させて横画面にして(ブラウザを横長の状態にして)お読みください。



◎登場人物

夢野 ヴァレス:月刊ミグランスに掲載している漫画家の青年魔獣。現在は【ビーストマスター ギルドナ】を連載中。


小島 ディアドラ:ヴァレスの担当編集。最近、異様に上機嫌ハイテンション








「もう! 何ですかコレ! 担当さんに文句いってやる!」


prrrrr prrrrr……


「ディアドラさん ひどいじゃないですか! 読みましたよ 今月号の私のマンガ!」

「え? ひどいって……ストーリーが?」

「グヘエッ 違いますよ 誤植ですよ誤植! セリフの文字が間違っているんですよ!」

「えーーーほんとに? どこどこ何ページ目?」

「ほら ギルドナ様が、襲い掛かってきた 敵のオーガ達に向かって 『さあ…どいつからくたばる?』って言う最高にかっこいいセリフが―――― 」



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=                                  =

= ギルドナ:『さあ…タイツからくたばる?』             =

=                                  =

====================================



「ひどいですよコレ!」

「あ………ほんとだ……やっちゃった☆」

「いや、『やっちゃった☆』じゃないですよ もう! ギルドナ様 反タイツ主義者に目覚めちゃったみたいじゃないですか!」

「はっはっは~~☆」

「はっはっは~~? 何でご機嫌なんですか! 誤植はここだけじゃないんですよ!」

「ええ~~~どこどこ~~?」


「ギルドナ様が、傷だらけの体を押して『俺は…負けんぞ…』って決意を新たにする 超渋いシーンで――――」



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=                                  =

= ギルドナ:『俺は…魔剣ぞ…』                   =

=                                  =

====================================



「あ、ホントだ 漢字間違ってる。やっちゃった☆」

「いやだからやっちゃった☆じゃないですよ! ちょっと もお!」

「はっはっはっ~~。ほら私、魔剣士だから、ついうっかりしちゃった。」

「はっはっはっ~~じゃないですよ! なんでそんなに上機嫌なんですか!? ていうか貴女そんな喋り方じゃなかったですよね?」

「いやぁ~~実は先日私にも、妹 (@異時層) が出来ちゃって~~。」

「え。そうなんですか、それはよかったですね。でもこちとらぜんっぜん良くないんですよ。まだ誤植あるんですよ!」

「ええ~」

「ほら、ついに現れた四天王の一人アルドが、『手加減は、しないからな!』って言う 超緊迫した場面で――――」



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=                                  =

= アルド:『湯加減は、知らないからな!』              =

=                                  =

====================================



「あ、ホントだ。」

「湯加減、って何ですか!? この人達は、温泉にでも行ってんですか!? またやっちゃった☆とか言わないで下さいよ!!」

「やっちゃったぜ☆」

「いや、やっちゃったぜ☆じゃないですよ! 何でちょっとかっこいい言い方してんですか!」

「そうだ、今度妹と、ガルレア大陸の温泉まで行っちゃうぜ☆ 今決めたぜ☆」

「温泉旅行の計画なんて後にしてくださいよ! 誤植はまだあるんですよ ディアドラさん! 」

「ええ~どこ~。妹いない歴0年の私が、一体どんな間違いを~?」

「その次のコマですよ! ギルドナ様が、『オレに勝てると本気で思ったか』って言う 超クールなシーンが――――」



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=                                  =

= ギルドナ:『ボラに勝てると本気で思ったか』            =

=                                  =

====================================



「何で魔獣王様、いきなりお魚宣言してんですか!?」

「あ~本当だ、間違ってる。さっきは魔剣になってましたから、無機物から有機生命体に進化してますね。おめでとうございます」

「おめでとうじゃないでしょ! 間違い過ぎです!!」

「ははは、やっちゃったぜ☆」

「また格好よく言わないで下さいよ! 気に入ったんですか その言い方!」

「気に入ったんだぜ☆ 取っちゃヤダぜ☆」

「取りませんよそんな喋り方っ! 例え夢詠みの書100冊貰えるとしても、そんな口調使いませんよ!! それよりもっとあるんですよ誤植!」

「ええ~~まだあるのお? どの辺なんだぜ☆」

「どの辺なんだぜ☆!? そんな無理に言わなくても…。最後ですよ最後のページ! ギルドナ様が、『ふん。ちょっとは、やるようだな』って言う 超ドキドキのシーンですよ!」

「どれどれ…」



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=                                  =

= ギルドナ:『ふん。ちょっとは、タルようだな』            =

=                                  =

====================================



「あ、ホントだ。やっちゃったぜ☆」

「何ですかタルって!? ギルドナ様、反タイツ主義者な上、タルフェチになっちゃったんですか!? 」

「ゴメン、妹の事で頭がいっぱいで、ついうっかりぃ~~。」

「しかももっと酷い誤植が最後のコマにあるんですよ! ギルドナ様が紅蓮の剣をかまえて『はあっ!!』って 斬り込むところですよ!」

「ええ~~~。そんなセリフ間違えないと思うけど~~。」

「間違ってんですよ!!!」



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=                                  =

= ギルドナ:『ミドばあっ!!』                    =

=                                  =

====================================



「誰ですかミドばあって!? もう意味分かんないですし!! しかもこのコマに付いてる煽り文句! 何ですかコレ!!」



=====

=   =

= 妹 =

= が =

= で =

= き =

= ま =

= し =

= た =

= | =

= ! =

=   =

=====



「何自慢してんですか!!」

「やっちゃったぜ☆」

「やっちゃったぜ☆じゃないでしょ! 煽り文はコレ自慢したくて、つい言っちゃっただけでしょ!!」

「言っちゃったぜ☆」

「だから言っちゃったぜ☆じゃ……………ああ~~~~何か、もう―――――――や っ て ら ん な い ん だ ぜ ☆ !!!!(カブトムシ魔獣化)」

「ゴメンネだぜ☆」







La~LaLa LaLaLaLa~~~~♪ LaLaLaLa LaLaLaLa~~~~♪

La~LaLa LaLaLaLa~~~~♪ LaLaLaLaLaLaLaLa La, LaLa♪










(蛇肝ダマクの周回ばっかしてるせいで、こんなネタが…。別の話(脳おじ)を書くために練った枠線表記もこんな使い方しちゃって……。【ビーストマスターギルドナ ~完結編~】は気が向いたら書こうと思います。因みにギルドナ様の台詞候補には、『向かうところ山梨』なんてのもあったりしました。)


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