小ネタ 2 (ランチボックス・メナス)
「おい、アルド。 お前…………いい加減にそのお弁当捨ててしまえ。」
「何でだよギルドナ!! いいか、このお弁当は……」
「知ってるぞ。第一章からずっと使わず、取っておいていたんだろう。だが……そのせいで、俺の装備 (絶望の腕輪。燃える魔獣城のグルメノポウから貰えるやつ) が揃わん。しかも毎度毎度ボス戦前に、前衛後衛入れ替え回復する羽目になって……最早、狂気の領域だ。良い事など何一つ無いだろう。」
「酷いな! このお弁当は………フィーネの手作りサンド (初期プレイヤーなら多分丁度4年漬け) が入ったお弁当は特別なんだ!! この時空を超える旅が始まった時から、ずっと一緒だったんだぞ!!!」
「特別だろうが何だろうがもう、あれだ。傷むどころか、既にもう腐海と化しているだろう。その中身。確実に。」
「腐海が何だ!! いいか、このお弁当は……最初にフィーネが作ってくれた、このお弁当は―――――――」
「―――――いつかエデンを救けた時、アイツと俺とフィーネの三人で、一緒に食べるために使うって決めてるんだ!」
「やめろ馬鹿!!! またメナス化に逆戻りするぞ!!!」
(何のために自分がお弁当を使わずに取っておいているのか、その答えが出た気がします。2部後編・結 (まだ未クリア) で仮に彼が救われたとしても、うちの時空のエデンにはその後に大いなる試練が待っているのか…………)
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