世界は能力を中心に回っていく【打切】
冬結 廿
プロローグ
...この世界には二種類の人間がいる。それは、“能力を持った人間”と“能力を持たない人間”。
能力を持っていた人間も、もともと能力を持たない人間なので、能力は人工であるのがわかる。
そんな人工能力には二つタイプがある。
一つ目は内臓器官に新しい器官、「異能力の臓器」略して“異臓”を埋め込む、又は、遺伝子として、すり込んで作らせるという方法がある。
二つ目は機械式で力を吸い取って能力として、扱うことができるタイプ。こちらは生命力や精神力などを消費して、能力を使う。
どちらにも言えることだが、能力を持った人間は必ず短命になってしまう。
...と長々説明してきたが、この能力という力、世界が承認するはずもない。
もしも、能力者が結託して、世の中の人間を殱滅させるという計画を立ててしまったら?
もしも、能力の力が強大すぎて地球や、宇宙に異常が起こったら?
もしも、能力のせいで世界中で核戦争が起こったら?
能力のおかげで助かる命ももちろんあるだろう。だが、能力のせいで失う命もある。
なので、そんな能力者を管理や行動を抑制するため政府は新しい組織を秘密裏に作った。
その名は“MSA”という。
MSAは能力者及び能力を隠蔽する。
【この話は能力によって、世界が、人々が踊らされ、狂わされていく。】
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