「もし翼が生えたらどこへでも飛んでいけるのに」
@rau_takanashi
「もし翼が生えたらどこへでも飛んでいけるのに」
「もし翼が生えたらどこへでも飛んでいけるのに」という人もいるが、思いのほか実際翼が生えたとしてどうしようかというのも思い浮かばないものである。当たり前ではあるが、普段出来ないことが唐突に出来るようになったとしても自然に振舞えるほど柔軟性のある人間にはなれないと思う。折角やれることがあるなら、やれることはできるだけいろんなことをしておくと、きっともし出来ることが広がったときに困らないだろう。尤も、逆に言えば思い浮かぶことの大半はきっとやろうと思えばできることなのであろう。かといってそれが出来れば苦労しない。私には遊園地のバンジージャンプは気が重いし、「大人」が足しげく通うようなバーに行くのも難しいものである。ではすぐに出来ることから考えてみよう。話しかけられる関係なのに、話しかけていない同級生がいる。いつも通る道なのに、通ったことのない道がある。そんな簡単なことからでも、一つ一つ丁寧に勇気を出して自分の出来ることを広げていきたい。難しいことなのは分かっているが、出来なくては何も始まらないのである。と私に言い聞かせる。
「もし翼が生えたらどこへでも飛んでいけるのに」 @rau_takanashi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
こんな日が続くと思ってた/@kao9
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
愛しさ/@wiltan
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
あの島へ/@popos22
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
初めての一人旅/@kijib
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
一人/焼鳥タレ蔵
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
テラス/miki
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます