第4話

何だ今の声は、ユニークスキルを獲得しましたって聞こえたぞ。


そんなこと有り得るかのか、祝服の儀以外でスキルが貰えるなんて。


いや、今はそんなことどうでもいい。この状況をどうにか出来るなら悪魔にだってすがってやる!!!!!



たしかユニークスキ〘邪魔〙って言ってたな。



「この炎を〘邪魔〙」


『ギギギギギギ!?』



邪魔と言うと、俺の体を焼いていた炎が消えた。どうやらゴブリン共も何が起きたのか分かってないらしい。



これがユニークスキルの力なのか?いや、俺の力だ。これが俺の力なんだ!!



「ハ、ハハ、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」


『ギギギギギギギギギギギギ!?』


「ブビィ!?」



ゴブリン共やオークが、驚いた目でこちらを見ている。だか今はそんなことどうでもいい。今はただこの余韻につかりたい。



「ハハハハハハハハ。さて落ち着いたところでスキルの確認でもしようか」



ステータス。頭の中で唱えると文字が浮かび上がってきた。



名前 ルーク



年齢 10才



ユニークスキル:〘邪魔〙


自分が邪魔だと思った物を、消すことが出来る。


現在使用できる能力


・邪魔


・???


・???


・???


・???


・???



「ハハ、何て反則地味た能力なんだ。今使える派生スキルは1つだけだが、これだけで俺は最強だ!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」



この力があれば誰にも負ける気がしない。国を敵にまわそうが、世界を敵にまわそうが負ける気がしない。



「さて、とりあえずこの火傷の傷〘邪魔〙」



スキルを使うと体の火傷が消えた。



「ハハ、本当に傷が消えた」



やばすぎだろ俺のスキル。スキルの事を考えているとゴブリン共の声がした。



『ギギギ!』


『ギギギ!』


「そうだったそうだった、お前らがいたな。スキルのことばっかでお前らの事忘れてたよ。ハハ」


『ギギギ!ギギギギギギ!』



どうやらゴブリン共が、自分達の存在を忘れていた事に怒っているようだ。



「まぁまぁ落ち着けって、お前らとはこれから遊んでやるから。ま、一瞬で終わるんだがな。感謝しろよお前らみたいなるらが、俺のスキルで死ねることを」


『ギギギー!』



ゴブリン共が、キレてこちらに突撃してきた。



「ここにいるゴブリン共〘邪魔〙」



スキルを使うとゴブリン共が、光の粒子のようになって消えていった。



「ブビィ!」



急に、ゴブリン共が消えたことでオークが驚いている。それにしても


魔物に使うとあんな感じで消えていくのか。いい実験になった。



「さて、残りはお前だけだオーク、どうやって殺してやろうか」


「ブビィ!」



オークが、持っていた棒を振り回しながら俺に突撃してきた。



「どうしようか?」



俺のスキルは、邪魔だと思ったものを消す力だ。だか、一瞬で消したのではつまらない。他にいい方法はないだろか?



「これは、いけるんじゃないか?」


「ブビィ!!!!」


「お前の、その右腕〘邪魔〙」



オークの右腕が光の粒子になってきえていった。



「…………成功だ」


「ブビィーーーーーーーーーーーーーーー!?」



オークが、突然右腕が亡くなったことで痛みを覚えてないている。



「やっぱり、俺のスキルは邪魔だと思ったところを、自由に消せるんだ」


「ブビィ!!!!!」



オークが、怒り狂って暴れだした。



「うるさいなぁ、お前の両足〘邪魔〙」


「ブビィ!?」



足が亡くなったことでオークがコケた。



「ほらほら、どうした?俺を殺したいんだろう?だったらもっと、がんばれがんばれ」


「ブビィ!」



すごい圧で睨んできた。そんなに睨んだって何も出来ないくせに強がっちゃって。



「ブビィ!!!」



オークが、残っていた左腕を使って棒をなげてきた。



「意味無いって、棒〘邪魔〙」



こちらに向かってきていた棒が消えた。



「さて、そろそろあきたな。終わらせるか」


「ブビィ!?」



俺が、オークへ近ずいていくとビビりだした。



「どうした?死ぬのが怖いのか?」


「ブビィ!ブビィ!」



オークが、涙を流しながら頷いた。以外だな、魔物も涙がでるのか。



「でも、お前はさっき俺が焼かれているのを見てたのしんでたよな?さらにやめてくれと言ってもやめなかった、なのになぜ俺がお前を見逃さなければいけないんだ?」


「ブビィ!ブビィ!ブビィ!」


「ハハ、何言ってるか分からんなぁ、じゃあな。お前〘邪魔〙」



そしてオークは消えていった。






後書き

今日2話目です

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