ゲームソロプレイ
牛寺光
第1話
僕は昨日中学を卒業した。友達もまあ多い方じゃなかったけどいたし、高校に進学してからもあそぶ約束を取り付けれた。心残りは小学校の頃から憧れて尚且つ好きだった人に告白が出来なかったことぐらい。その人の名前は下閉伊涼さん。努力家で学力も学年トップクラス。高校も俺が受けたらまず内申点が足りずに落とされるぐらいの高校に進学するぐらい時限がちがう。それなのに彼女は僕みたいなのにも優しく話しかけてくれて本当に天使だなーと密かに崇拝してた。…こんな心境じゃ告白できないな。なぜ今気づいた!?全く酷い話だ。
私は昨日中学を卒業した。自慢ではないがうちの学年で一番頭の良い高校に進学する。そんな私でも中学生のうちに出来なかったことがある。思い人への告白です。そして多分この先告白するチャンスはもうないでしょう。なぜなら彼は私達の学年で私の次に頭がいいのに人からのもいっぱい頼られててただ頭ごいいだけでコミュニケーション能力に難がある私だと出来ないことも平然としてて凄いです。彼の名前は三次公示さん。まあ初めて聞いた時は冗談かと思いました。
まあ僕としてもこうやってくすぶってもしょうがないのでオンラインRPGのソロプレイで荒れるとしよう。人の邪魔にならないように人気のないとこに行き出会ったモンスターを片っ端から殴り倒していくとまあ気分転換になるのでもやもやした時はおすすめ。気分がそれでも上がらない時はネットで知り合ったフレンド誘ってやる。そいつの荒れ具合が僕以上で見てて気が楽になる。
私はこんな最悪の気分を拭い去るべくオンラインRPGを起動させます。私にとっての一番の気分転換はゲームで敵モブを特に何も考えず撃破することです。まあネットで知り合ったフレンド曰く荒れすぎててリアルでもその状態なら周りのひとを何十人か巻き込んで事故起こしてると評された。
オンラインゲームを起動する。ただ今一番ひとが多い時間で場所に空きが無い。場所を探して放浪しているとさっき言ったフレンドがいた。
人がいすぎる。場所がないです。もうモヤモヤが溜まりすぎたせいで対モンスター用のピリピリ具合のせいで周りの人が近寄ってこない。幾ら私でも普段はこんなんじゃないんですよ。しかし不可解だ、アバターには影響がないはずなんですけどね〜。そうこうしているうちにフレンドと遭遇しました。もうモンスターじゃなくていいです。フレンドに犠牲になってもらいましょう。それなら決闘モードというのが使えてわざわざ場所探しがないのでいいです。
何故か今会ったばかりのフレンドから決闘を申し込まれたんだがこれはどうしたらいいのか。見るからにピリピリしてるして一対一なら誰の迷惑にもならないから受けようか。
そして今決闘の最終局面。次のの一撃を決めた方の勝ち、という状況。僅差で僕が勝てた。きつかった。そしてなんかチャットがきた。内容は恋愛相談らしい。なぜ僕に恋愛相談をしたのか。それを聞いてもフレンドは答えてくれるような人ではないから聞かない。まあ僕も困ってる、と打っておいた。
私は決闘が終わった後気づいたらチャットを打っていました。内容は恋愛相談。知らない人に送ってもどうしようもないのに…まあリアルでも相談できる人いないんですけど。
そして返ってきた答えは「僕も悩んでる」だそうです。次に告白でする?どう聞くとスルーされました。
ゲームソロプレイ 牛寺光 @511150380031011075
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます